農業と趣味のオーディオ
趣味はオーディオで、主に1950年~70年代を中心にジャズ、クラシックを主に聞いています。 退職後は故郷に戻り、部落の農業法人に入り、農業をすることになりました。その悪戦苦闘記も一緒にアップします。

プロフィール

山田野案山子

Author:山田野案山子
農業とオーディオのブログへようこそ。
10代の時、AMラジオから聞こえてきた、フォーシーズンズや、ライチャス・ブラザースにあこがれ、その後はベンチャーズやビートルズ、サンタナとロックに填りました。

その後某オーディオ店の店長から、カウント・ベイシーのビッグバンドを大音量で聞かせていただき、すっかりジャズに填りました。

その後一関のジャズ喫茶「ベイシー」での、私にとって衝撃的音との出会いがあり、今までの私の経験不足の音をすっかりたたきのめされてしまいました。

その後は、自分の音を確立すべく経験と努力を重ねてきました。そして最後の大仕事を完成させる、自分専用のオーディオ部屋を建てました。

私の拘りは打楽器と低音楽器の再生です。特に打楽器のスピードと、エネルギーをどうやったら等身大に味わえるか・・・言うは易し行うは難し。

今まで関東にいたときは集合住宅で、外部との接点は仕事だけと言う環境でしたが、山口に帰ってからは、自分が住んでいる地域の環境と、自然を維持するために、地域の方たちと協力して、農業に励もうと思っています。



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2月21日、22日は農業研修

2月21日、22日の1泊2日で、熊本に農業研修に行きました。訪問先は熊本県大津町です。先年の熊本地震のほぼ震源地に位置します。しかし建物の被害は、見た目にはほとんど分からない位です。農地は結構被害があった様で、今でもその影響が残っています。

大津町は市町村合併には応ぜず、単独での生き残りを謀っています。周辺市街地として、人口が減っている市町村が多い中、人口はほとんど変わっていないそうです。転入者多いようです。総人口は長門市と50歩百歩です。

白川という大河川が町の中心に流れていて、農業用水は全てこの川からポンプアップされた水でまかなわれています。町全体の地勢は平坦部分も多いですが、傾斜地も結構あり、草刈りはそれなりに大変のようです。

全部で17の集落営農法人がありますが、どこの農業も同じ悩みの、高齢化と人手不足があり、集落営農法人単独での生き残りは難しいと言うことで、集落営農法人を束ねた組織を立ち上げています。

長門市も同じ様な組織を昨年立ち上げたばかりなので、何が問題なのか、先進事例を聞きに行くと言う研修です。組織の名前はネットワーク大津(株)と言う会社で、株主は農協、大津町、各集落営農法人です。集落営農法人からの資金は、各法人で持っていた剰余金と、農業機械です。

栽培する作物は、大麦、小麦が主体で、大豆と水稲が輪作、後は飼料用米です。飼料米は牛を飼っている畜産農家がたくさんあり、需要は非常に多いそうです。

栽培面積は327ha、水稲が12ha、大豆が201ha、飼料米19ha、WXS30ha、麦が246haです。水稲に対して大豆が多いのは、熊本地震で水田が大きな被害を受け、水持ちの問題があり大半を大豆に切り替えたためで、本来は大豆100haと水稲100haの輪作だそうです。

土壌は水はけが非常に良く、雨が降っても翌日にはトラクタを入れられるそうです。石がほぼ見当たらず、機械での草刈りが楽に出来るようです。長門市は何処も石だらけで、自動機械を入れたら、直ぐに壊れてしまいます。

栽培作物や、オペレーターを含めた従事者は全て集落営農法人が主体で決めているそうで、会社は集落で対応出来ない事態が起きた時、手助けに行く事が主体のようです。農業機械は全て会社が保有していて、それを法人に貸し出している格好になっています。

出来た農産物は全て会社が管理していて、全量農協経由で販売しています。なので農家が自家消費する米も全て、農協からの購入品になるそうです。販売した農産物は諸経費や、管理費を引いて、補助金を上乗せして、残りを全て農地を出した農家に還元しているようです。

なので会社には剰余金は発生しません。従って作業者の賃金は全て、タイムカードで管理して、賃金として支払われています。地代は九州の農地は資産価値が高いので、山口県の日本海側とは比較になりません。その分固定資産税も高いので、仕方が無いでしょう。

熊本県は野菜の大産地なので、ビニールハウスが多いですが、会社では借り地での野菜栽培はやっていないようです。集落営農では若い人を直接雇用は出来ませんので、会社が若い人を採用して、社員として使っています。農繁期はオペレーターとしての仕事がありますが、農閑期は継続して仕事があるわけではありませんから、それの対策として飼料作物を栽培して、それを製品化して売ることにより、通年での仕事を作りたいというのが、今後の課題だそうです。

周辺農地

周辺農地です。植えてあるものは麦です。

ビニールハウス

このあたりは風が強いそうで、この様なトンネル型の、背の低いハウスもたくさん見受けられます。

機械保管場所

農業機械の保管場所です。社員の方が自分で農業機械の、メンテナンスをされていました。

大型トラクタ

100馬力以上あるヤンマー製の、最新型のトラクタです。ロータリーは2m40cmと特大です。写真では分かりませんが、後輪のタイヤは人間の背丈ほどもあります。

農機の展示場

農業機械の展示場と言ってもおかしくない、機械の台数です。兎に角規模が違いすぎて、何処かよその話です。

社員の給与は、農協の職員と同じだそうです。同じだったら、共済のノルマがない分良さそうな・・・・・
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