農業と趣味のオーディオ
趣味はオーディオで、主に1950年~70年代を中心にジャズ、クラシックを主に聞いています。 退職後は故郷に戻り、部落の農業法人に入り、農業をすることになりました。その悪戦苦闘記も一緒にアップします。

プロフィール

山田野案山子

Author:山田野案山子
農業とオーディオのブログへようこそ。
10代の時、AMラジオから聞こえてきた、フォーシーズンズや、ライチャス・ブラザースにあこがれ、その後はベンチャーズやビートルズ、サンタナとロックに填りました。

その後某オーディオ店の店長から、カウント・ベイシーのビッグバンドを大音量で聞かせていただき、すっかりジャズに填りました。

その後一関のジャズ喫茶「ベイシー」での、私にとって衝撃的音との出会いがあり、今までの私の経験不足の音をすっかりたたきのめされてしまいました。

その後は、自分の音を確立すべく経験と努力を重ねてきました。そして最後の大仕事を完成させる、自分専用のオーディオ部屋を建てました。

私の拘りは打楽器と低音楽器の再生です。特に打楽器のスピードと、エネルギーをどうやったら等身大に味わえるか・・・言うは易し行うは難し。

今まで関東にいたときは集合住宅で、外部との接点は仕事だけと言う環境でしたが、山口に帰ってからは、自分が住んでいる地域の環境と、自然を維持するために、地域の方たちと協力して、農業に励もうと思っています。



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2月23日ファーム上ゲの総会がありました

2月23日農業事業法人に、法律で課せられている、全組合員を集めた総会がありました。今回は法人を設立してから、6回目の総会です。

最初に法人の理事長から、開会の挨拶があって、次に来賓の挨拶がありました。来賓は長門農林事務所から1名と、長門大津農協から1名です。

その後総会運営のための議長を選出します。今回は前回の第5回総会終了後に依頼されたので、私が議長をやることになりました。多分今後もやることになると思います。昔仕事でもっと人数の多いところで、何度かやっていたので、法人の総会程度でしたら、何の問題もありません。

第1号議案から第6号議案まで、順番に各担当理事が説明して、組合員の賛否を問います。
この式次第は全て、農協から進行のための、あんちょこが出されていて、基本的な進行方法は、何処の法人も同じです。

第1号議案は、2013年度の事業報告です。ファーム上ゲの営農指導は、全て副組合長が行っているので、副組合長から詳細な説明がありました。

2013年度は春先の低温、夏場の渇水、秋口の大雨による米の倒伏、刈り取り時期のウンカの大発生と、悪条件が重なって、米の等級は過去最低、小米(不良米)が極端に多かった、等全く良いことが無かったので、米だけで見れば最終は、補助金を入れても赤字でした。

また蕎麦と人参も収穫量がゼロ、とこれもまた惨憺たる状況でした。

これを救ったのが大豆です。長門市全体で平均反収(10アール当たり・・・大体100坪)が80kg台だったのに対して、120kg採れたので、決して褒められた数字ではありませんが(日本の平均は180kg)、今まで出たことの無い1等大豆が出たことがあり、ファーム上ゲは大豆で救われています。

その後会計担当理事より、貸借対照表と、損益計算書の説明がありました・・・これは義務づけられているので、やっていますが、これを見て分かる人は、企業会計を長年やっていた人と、銀行の貸し出し業務をやったことのある人、中小企業のオーナー位なものです・・・当然のことながら税金関係の人はよくご存じです。

ほとんどの人は見たことも、聞いたことも無い人ばかりで、多分見てもほとんど人は分からない、と言うところだと思います。

もう一つは、労働報酬が全て従事分量配当金なので、今年度の剰余金から支払われます。なので剰余金の処分案が承認されないと、本当は労働報酬として、支払ってはいけないのです。ですが実際にそんなことをしたら、労働意欲が大減退してしまうので、仮払い配当金という形で、先に支払われています。

まあ事後承認と言う事なのですが、規則で総会承認になっているので、一応ここで承認事項として、議事録に残さなければなりません。

説明も皆さん手慣れたもので、質問も出ずに、承認されました。

2号議案で2014年度の事業計画の説明が副理事長からあり、損益計画書の説明が、理事長からそれぞれありました。結論は今年のことは、今年の風が吹くで、天気次第のこともあり、やってみなければ分かりませんが、それでは企業は成り立ちませんので、一応計画に沿って、後は実行あるのみです。

組合員の方は、皆さん高齢化して、一言いうと自分でやらなければいけなくなるので、何事も無く承認されました。
本当は一言言ってくれた方が、こちらとしては助かるのですが、皆さん大人ですね。

第3号議案は、役員報酬です。役員が1名増員になるので(実は私)、総額が増えます。まあこれも何事も無く、承認されました。承認されなければ、私は理事をやらなくても済むのですけどね・・・やっぱりそうは問屋が卸さなかった 笑。

第4号議案は最高借入限度額の設定です。実際には資金繰りには困っていないので、短期借り入れはありませんが、何があるか分からない、一寸先は闇、と言う言葉もあるので、総会承認を取っておきます。一応これも承認されました。

第5号議案は理事を1名増員するための、定款変更の承認を求めて、総務担当理事より説明があり、承認されました。

第6号議案は、私を理事にするための提案で、代表理事より説明がありました。組合員の方より賛成意見が出されました。私としてはこれで倒れるまでは、逃げるわけにはいかなくなったので、後はなるようにしか、ならなくなりました。と言う事で誠に残念ながら、総会で承認されてしまいました。

以上を持ちまして、総会議事進行は無事に何事も無く、終了致しました。これで晴れて議長は無事にクビとなりました。

後は1人¥2000也の仕出し弁当が出て、ビールと、焼酎と、日本酒が飲み放題・・・とは言っても皆さん高齢化で、お酒の量は激減しています。

10時に始めた総会は、飲み会を入れて、最後の掃除も終わらせて、終わったのが14時でした。

家に帰って、服を着替えていたら、丁度ヤマト運輸が、オーディオラックを配達して来ました。

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2月22日ファーム上ゲでトラクタでの初登場

2月22日いよいよ2014年産米の作付けの為の作業が始まりました。最初の仕事は、水田の荒起こしからです。荒起こしは水田の土を耕耘する事により、土の中に酸素を入れて、土中の菌を活性化させるためです。

2013年は大豆を植えていたのでその残滓や、雑草を一緒にすき込みます。そうすることで、先程の活性化された菌達が、有機物を分解して、植物が育ちやすい有機肥料になります。

大豆はコンバインで刈るのですが、出来た量の20%位は刈り残されます。どうしても地面すれすれのところは、コンバインでは刈れないのです。手で刈れば完璧ですが、そんな人件費をかけたら、大赤字になります。

それで刈り残したものの、何%かは野鳥の餌になり、残りはすき込んで次に植える米の有機肥料になるのです。大豆はタンパク質が多いので、有効な窒素肥料になるのです。

さて荒起こしですが、水田の中は当然線も引いてありませんし、道路もありません。なので何が難しいかと言いますと、兎に角真っ直ぐに走らせないといけないのが、難しいのです。線が引いてあれば、それに沿って走れば、当然真っ直ぐに走れます。しかし荒起こしは未だやりやすいのですが、最後の代掻きは、水田は完璧に水没していますから、何も目印になるものがありません。

荒起こし上神畠3000

トラクタの上から撮った写真です。

右側が荒起こしをした水田、左側がこれからやるところです。

荒起こしは、起こしたところと、これからのところが、明確に分かれているので、かなりやりやすいのです。この水田は、前方向かって左側の角に、水路の大きな分岐点があって、それがコンクリート製なのです。そのコンクリの構造物に、トラクタを旋回させるとき、後ろに付けたロータリー(耕耘する部分)を、良くぶつけるのです。

農機具の修理代は非常に高いので、業績にモロに影響が出ます。

圃場の中は凸凹なので、それもあって真っ直ぐに走らせるのは、難しいのです。耕耘の時の走行速度は、大体時速2km位です。人の歩く速さの半分です。

ファーム上ゲの圃場では、荒起こしは大体水田1枚に付2時間程度です。
全く初めてだったので、結構面白く出来ました。

耕耘の仕方は、最初外周2周分残して、中だけ往復して耕耘します。それが終わったら、一端入り口まで戻って、そこから最初に最外周から初めて、最後に内側をもう1周して終了です。

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2月19日島根県の集落営農法人の方達が来られました

2月19日島根県奥出雲町の集落営農法人の、指導的立場の方達が研修に来られました。研修の目的はJGAP取得のためには、と言うような内容です。

ファーム上ゲの副理事長の方が、ファーム上ゲのJGAP指導員の免許を持っておられて、しかも山口県立農業大学の講師もやっておられるので、研修にはあちこちから良く来られます。4月からは農作業も始まるので、受け入れは3月いっぱいです。

奥出雲町は私は行ったことがありませんが、丁度出雲市から南に下がった、広島県との県境に近い場所にあります。標高が200m位で、周囲に1000m近い山があります。大きな川が2本流れているのですが、地図で見ると溜め池も結構あるようです。

周囲に高い山があって、しかも結構雪も降ります。なので水質はかなり良さそうです。盆地なので夜間は温度も下がりそうなので、米作りには良好な条件が揃っているようです。美味しい米の産地だそうで、西日本ではかなり名の通った、産地とのことです。

農業は高齢化が進んで、個人で農業をやるには、かなりつらい状況になっているのは、何処の部落も同じで、かなり集落営農法人に集約化が進んでいるようです。そんな中で今までは米を作っても、農協に全量出していれば良かったのですが、米の価格が下がってきて、もう農協に出しているだけでは、皆さんやっていけなくなってきています。

しかし消費者に直接販売するとなると、生産する方も今までのように、なあなあで作っているわけにもいかなくなります。その為に工業製品のISO9000と同じような、生産するための基準が必要になってきます。それがJGAPです。現状ではJGAPを取得しても、生産する側には何のメリットもありません。はっきり言って面倒くさいだけです。

しかしルール作りは必要ですし、初めて農業に携わったとき、何のルールも無ければ、何をやって良いのか全く分かりません。その為には、少々面倒でもJGAPと言う公の、ルールがあった方が良いのです。

そんな話しを1時間半ばかりやって、研修はお開きとなりました。ご一行さんは多分長門湯本温泉で宴会をやって、明日は少し周辺観光をやって、帰られると思います。バスで片道4時間以上かかると思います。今年は雪が多いので、往復は大変だと思います。ご苦労様です。

私はこの日は来られた方達へ、お茶出し係をやっていました。最後は後片付けをやって終了です。

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2月18日ファーム上ゲの倉庫掃除をしました

2月18日ファーム上ゲの倉庫の掃除をしました。1年に何度か掃除をするのですが、今回は島根県から農業法人の視察に来られる、団体一行様の為です。倉庫は大豆コンバインを入れていたので、床にはかなり土が入っていましたし、大豆乾燥のためコンテナが入っていました。

刈り取った大豆をコンテナに入れたり、出したりしているとき、大豆を入れていた袋に穴が開いたりしていると、大豆がこぼれて床に転がっていたり、肥料や農薬の袋が出したままになっていたり、屑大豆は鶏の餌にするのですが、そのままになっていたりと、片付けないといけない事がたくさんあります。

朝9時に集合して、10時には全て終了しました。使えなくなった袋や、竹竿、木くずなどは全て焼却しました。元々古い倉庫なので、綺麗になったとは言っても、相対的に綺麗になっただけですが、他の方から見られて、何だこれでJGAPが取れるのかと言われ無い程度には、綺麗になったと思います。

次は23日にある法人総会まで行事は何もありません。

ボチボチ水田の荒起こしをしなければいけないのですが、雨が続いて中々水田が乾きません。上ゲの水田はほとんど粘土質です。水分を含んだまま荒起こしをすると、乾いたとき大きな土塊になってしまって、それを砕くための耕耘が大変になってしまいます。

また寒い日が続いているので、中々トラクタに乗ろうという気になりません。農業はお天気次第なのですが、誠に困ったものです。

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2/17上ゲ部落共有林境分けをしました

2月17日上ゲ部落の共有林の境分けをしました。境分けというのは、山には境に線が書いてあるわけではありませんから、何処が共有林なのかを常に誰かが把握していなければ、何処の斜面が誰のものか分からなくなってしまいます。

分からなくなってしまうと、市からは固定資産税を取られているだけで、全くタダの金食い虫にしかならなくなります。部落に人が残っている間は、誰かが管理していなければなりません。その為に下草が生い茂る前の冬の間に、山林を見て回るのです。

過去に努力した人がいて、山には杉や檜が植えてあります。当然枝打ちや間伐もしてあります。枝打ちというのは、木が育つのに枝を伸ばして、葉を生い茂らせて光合成をするのですが、建築材としてみたときは節は出来るだけ少ない方が良いのです。節を少なくするために、木が若い内に下に生えている枝を落としてしまいます。育ってからだと枝の高い位置迄枝落としをしなければならなくなり、作業が大変になるためです。

昔の人は山に植えた木が、大きくなれば高いお金で売れたので、少しでも自分の山林の面積を増やそうと、境の部分で争いが絶えませんでした。しかし今は国内産の木は高くて、高級建築物にしか使えません。一般的な建売住宅はほぼ100%輸入材です。

私のオーディオ専用棟も。ウッドパネルは100%ヨーロッパ材ですし、床の見える部分は輸入材です。国内材は全く見えない、根太や壁の下材、屋根葺きのための構造材として、安い杉材を使っているだけです。

当初はウッドパネルを国内材で作ろうと思いましたが、ほぼ3倍になると言われて諦めました。総トン数で言うと40t位木材を使うので、使えれば使用量としては多いので、少々残念ではありました。

境分け入り口

境分け入り口付近です。

境分け1

入り口から見た山です。左側の檜が植えてある方は、個人の所有する山です。共有林は右側の雑木林です。この辺は斜度も10~15度程度で、未だ元気なこともあり、それ程ではありません。

境分け2

ここは尾根の馬の背になっている部分で、風が強いので木も下草もそれ程育ちません。この辺の斜度は20度以上あって、かなり急です。枯れ葉が積もって非常に滑りやすく、両手で木や木の根をつかみながらの登山になります。

境分け3

斜面の上を見た写真です。この辺は鹿の獣道になっていて、両側の木に鹿が体をこすりつけた傷跡のある木が、あちこちになります。木は皮が剥けてしまうと、樹勢が段々弱まって、最後には立枯れてしまいます。なので傷が付いた木は大体は売れなくなります。

鹿が木に体をこすりつけるのは、鹿の体には大量のダニが生息していて、鹿もかゆいので木に体をこすりつけて、かゆみに絶えているのだろうと思います。猪は水泳をしてダニを退治するので、畑を荒らすギャングではありますが、木に悪さはしません。

境分け4

今回登った最高点です。登り口から見た標高差は大体220m位です。朝8時半から登り始めて、登り終わったのが10時半、下りは大体1時間程度でした。本当はこの先もあるのですが、とてもでは無いですが、これ以上の体力はありません。

部落まで下りた後、公会堂で1杯やって、軽く食事をして14:30には終了しました。それにしても最高齢の方は83歳、次が78歳、75歳、70歳と続きます。皆さん本当に良くやります。来年もまた境分けに山登りをします。山口に帰ってきて、通勤で歩かなくなったことで、足腰が弱くなってきています。4月から始まる草刈りがきつそうな感じです。

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2月13日国立沖縄九州農業研究センター訪問

2月13日いよいよ今回旅行の目的である、沖縄九州農業研究センターで大豆の講義を聞くことになりました。

農業研究センターは非常に大きな組織で、沖縄九州、近畿中国四国、東北、北海道と言った地域密着型と、中央組織の畜産や、食品と言った研究施設を持っています。

研究施設

研究施設の地図です。

反対方向

写真を撮った場所は、研究施設の丁度中央付近です。

畜産の研究をやっているので、口蹄疫を防ぐために、入り口は1カ所で、入って来る全車両に足回りを消毒しています。この写真は入り口と反対方向です。道の両側は全て桜並木です。

入り口方向

バスが入ってきた入り口方向です。

研修棟

今回研修をやった、研修棟です。

敷地は大体ですが、1辺が500mはあろうかという敷地です。25ha位でしょうか。ほぼフラットな土地です。

大豆の講義ですが、大豆を栽培する基本は、やはり水管理で、種を蒔いた当初は地下水位を高めにキープ、種に直接水があたると、大豆がふやけてダメになるので、少し湿り気がある程度、花が咲いた後さやを付ける頃迄はやはり過乾燥を避けることが必要。

大豆の青立ちと言って、さやは茶色になっているのに、茎や葉が青いままになっているのがあります。これを一緒にコンバインで刈ってしまうと、葉や茎に残っている汁が豆に付着して、豆が不良品になってしまいます。これを防ぐためには、カメムシ防除とさやを付ける頃の過乾燥を避ける、豆が登熟した後の水分過多を避けることが必要になります。

国産大豆の消費の大半が、豆腐用だそうです。茨城県は納豆用が多いのですが、全国的に見れば豆腐用が多いそうです。豆腐用に向いている品種が、上ゲでも栽培しているフクユタカです。フクユタカはタンパク質含有量が多いので、豆乳ににがりを入れたとき、凝固性が良いので、豆腐屋さんが好むのだそうです。

豆腐用に開発されたフクユタカは、背丈が高くなるので、台風などでの倒れが発生しやすい、ヨトウなどの害虫に葉を食べられる等の弱点があるので、それを改良した品種がこれから、品種登録されるそうです。さちゆたかと同じように早生品種で、ふくゆたかと遜色ない程度のタンパク質含有量だそうです。

生産者から見たら栽培しやすい大豆が良いのですが、それを消費してくれる豆腐屋さんが使ってくれなければ、生産しても意味が無いので、それをどうやったら周知出来るか、それが今後の農協の仕事になってきます。

最後に熊本のゆるキャラ、くまモンのマスコットを買ってきました。

kumamonn

くまもんは、写真の様な単独で座れるマスコットはほとんど無く、しかも丁度良い大きさのものも無く、ずっと探していたのですが、偶々古賀SA上り線で見つけたので買いました。¥630と価格は妥当なものでした。

くまもんは著作権フリーで、使用料がタダなのに対して、山口県のゆるきゃら、ちょるるは著作権が付いているので誰でも使えるわけではありません。なので山口県にいても見かけることは、ほとんどありません。従ってゆるきゃらの経済効果は比較になりませんね。

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2/12農協主催による大豆研修

2月12日農協主催による、大豆の農業研修がありました。訪問した先は熊本県合志市にある、国立九州沖縄農業研究センターという、独立行政法人です。ここで大豆の研究をされている方の、講義を聞きに行きます。

実際の研修は13日なので、12日は午後12時に集合して、バスに揺られてタダの移動日です。タダの移動では面白くないので、熊本市に近い場所にある道の駅「大津」というところを見学しました。

道の駅大津

結構大きな道の駅で、商品としては服飾工芸品、陶器等の非食料品から、やはり熊本なので馬肉を売られています。馬刺しに使う適度に脂身の乗った肉は¥1,000/100g程度でした。やはり安くは無いですね。馬肉は牛肉程脂濃くないところと、癖がほとんど無いところが良いです。肉質も部位の良いところ(当然それなりに高い)は柔らかいです。

東京で馬刺しを食べさせるところは、それ程多くはありませんが、山梨県に行けば外食店に結構メニューとして置いてあります。鹿肉は馬肉よりもっと淡白です。バスから眺めていると、やはり熊本県の特徴だと思いますが、馬肉を使った焼き肉屋が目に付きます。

12日は長門市を12時半頃出発、大型バスで美祢西インターから乗って、中国自動車道から九州自動車道へ入り、熊本ICで下りました、道の駅大津に到着したのは、途中全く渋滞が無かった事があり、予定通り16:20に到着しました。ほぼ4時間ですから、やはり熊本は遠かった。

道の駅大津の食品売り場には、その他漬け物やお菓子類、野菜から果物まで、豊富な食材が置いてあり、しかもスーパーより安かったです。鮮魚だけは置いてありませんでした。トマトが1個¥50だったのには驚きでした。東京や山口では1個¥100以上します。

30kg入り玄米が¥11,500でしたが、スーパーに置いてある精米が、大体10kg¥4,000ですから、これはちょと高いと思いました。精米すると10%は糠になりますし、農協のコイン精米機は30kg¥500かります。

その後熊本市内のビジネスホテルに移動し、そこの宴会場を借りて、宴会になりました。バスの中で既にビールや焼酎が振る舞われていたので、宴会場では驚く程の量が出ることはありませんでした。

もっと驚いたのがコンパニオンの女性の方が、皆さん若くて全員が20代だった事です。一昔前なら大体が50代以上の方ばかりなのですが、随分変わったものだと思いました。

バスの窓から見た熊本の圃場は、野菜をやっている圃場が多く、それ以外は冬だったので冬蒔きの麦が多くて、全く何も植えていない圃場が非常に少なかったことです。九州は農業と畜産が盛んで、出荷ベースで言うと全国第3位です。平均年齢もダントツの山口県が70歳を既に超えているのですが、九州は未だ60代前半です。熊本県だけで言うと、山口県の3倍位の出荷高です。

土質は長門地区が粘土質で塊になりやすいのに対して、非常にさらさらとした細かい土質で、水はけも良くいかにも野菜作りに向いている土壌だと感じました。ファーム上ゲでは、人参で良品出荷率が30%そこそこしか無く、いくらやっても赤字にしかならないのですが、この土質だったら楽に60%はキープ出来るだろうなと思いました。

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エアコンの修理

昨年の暮れ頃から、エアコンを作動させると、ジーと言うノイズが出るようになりました。エアコン自体から出るのでは無く、パワーアンプを通してSPから出るようになったのです。面白いことに出るのは必ず左チャンネルからなのです。

最初は原因が分からず、オーディオ機器からかなと思って、あちこち電源を入れたり切ったりしていました。そうしたら左側パワーアンプからだと分かったのですが、エアコンを切ったらノイズが出なくなるのです。当初はエアコンのコンプレッサーからかと思ったのですが、どうも違うようです。屋内機のファンモーターの回転数と、どうも同期してるようだと思い始めました。

例のアイテック製ノイズフレッシャーも、ノイズ低減に貢献しているようで、外すとノイズレベルが上がります。これはいよいよもう1個買わないとダメかなと思っていました。

そうこうしている内に、今度は屋内機の風向きを変えているフラップの内、下側のフラップが下がったまま上がらなくなりました。つまり風向きを変えられなくなったのです。購入は一昨年の12月なので、既に1年の保証期間は過ぎています。

SPから出るノイズはピークになっていて、もううるさくて聞いていられなくなりました。

仕方が無いのでダイキンにTELして、出張修理依頼を出しました。出したのは8日の土曜日です。夕方TELがあり10日に部品を用意して、訪問するという連絡がありました。

随分対応が早いなと思い、待っていました・・・つまり何処が悪いか既に分かっていると言うことなのでしょう。そして来られたときに聞いてみました。

修理後のAN71PRP

写真は修理後のAN71PRPです。

何故この様なことになるかですが、はっきりした原因は現在品管で検証中だそうですが、現場での対処療法的には、フラップを動かしているモーターを含めた、駆動部分をそっくり入れ替えたら、問題が起こらなくなるそうです。つまり上下のフラップがきちんと同期して動くようになります。

そしてもっと驚いたのは、SPからのノイズが全く出なくなったのです。ノイズの原因はファンモーターでは無く、フラップを動かしている直流モーターから出ていたと言うことです。

最後に屋外機もついでに見て頂くことにしました、屋外機は特に問題は無かったようです。

そして最後に修理伝票を書かれたのですが、何と無料と言うことでした。今後同じような症状が出たときは、無償修理にして頂けるそうです。この様な症状は既に数件起きているそうですが、出荷台数から比較しても、件数的には少ないので、リコールにはなっていませんが、同様の症状が出ておられる方は、ダイキンにサービスを頼まれた方が良いです。

実はこのブログを書いた後の後日談がありまして、左のアンプのノイズはアンプが原因では無いことが分かったのです。エアコンの動作状態でノイズレベルが変わるので、フラップモーターもノイズ発生元の一つでしか無いようです。

アンプのノイズはどうもプリメイン間のインターコネクトケーブルのようで、外すとノイズは出ません。XLR端子の接続が緩いので、どうもその接触不良が原因では無いかと思っています。もう一つはオーディオラックを入れ替えたために、配線状態が苦しくなっているので、電源ケーブルとインターコネクトケーブルが近づいた事も影響していると思います。

オーディオラックを入れ替えた後、再検証する必要がありそうです。

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2月7日高圧真空管さん宅訪問

さて今回の訪問記最後の訪問先になりました、高圧真空管さん宅に訪問しました。先導はRayさんです。前日に引き続きありがとうございました。

高圧真空管さん宅は、場所は大阪府と言っても、もうほとんど山の中で、オーディオセットが置いてある部屋は、完全開放型の日本間です。床は全て畳み張りです。設置環境としてはほぼ最悪だと思います。しかし廻りに人がほとんど住んでいないことがあって、音量は上げ放題に近い状態で、ある意味これ以上恵まれた環境も、無いかも分かりません。

訪問したときは、それまで数年使っていたエレクトロボイスのシステムを解体して、JBLで3チャンネルマルチアンプシステムを組んでおられました。しかし未だセッティング途上で、正直マルチチャンネルアンプシステムの、セッティングの困難さが、モロに出ている感じでした。

なので、この分のアップはしません。

同じ部屋にアルテックのシステムが1set置いてありました。そちらの音が出せますかと、お聞きしたら出せると言うことなので、早速コールド状態だったのですが、音を出して頂くことにしました。SPの下に敷くウェルフロートのボードが、SPの上に置いてあったので、3名が協力してセットすることにしました。

パワーアンプはマランツ製#9、真空管式パワーアンプです。

音源はKORG、DS-DAC-10です。私が持参した音源からほとんどJAZZばかり再生して頂くことにしました。

最初はコールド状態だったので、やはり低音も出ず、SPも動かず、空回り状態でした。しかし小一時間経ってアンプも暖まり、かなりの音量でかけていたこともあり、SPがやっと動くようになったら、アルテックのSPらしく、反応の良い低音がズバズバ出るようになったではありませんか。

こうなったらもう何を聞いても楽しい状態で、Rayさん宅のシステムとはまた少し、音の出方も違うので、ご本人もかなり気になるご様子でした。と言う事で、ここで私の帰る新幹線の時間になったので、新大阪の駅までRayさんに送って頂くことになりました。

ここで再生されたDS-DAC-10の音は、Rayさんが使いこなす上で、良い参考になると思いました。今後のRayさんの使いこなしを期待したいと思います。

部屋の感じ

カメラの関係でどうしてもこの様な状態でしか撮影出来ませんでした。

アルテックのSP

使用したアルテック製SPです。オリジナルにスーパーツイーターが付足されています。

随分長い間使われていなかったそうで、充分なメンテナンスを施せば、新品同様に再生出来ると思います。マランツとの相性も抜群でした。

今回の訪問で、皆さんそれぞれ個性もあるし、音の出し方の違う方達もおられました。しかし良い音は誰が聞いても良い音で、それ程差が無いものだと思いました。結局オーディオは経験と、感性と、努力の積み重ねですね。

と言う事で、今回の訪問記はこれで終了します。Rayさん2日間にわたって、有り難うございました。

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2月6日Ray邸訪問

さて今回の遠征記も最後にかかってきました。大阪のRay邸訪問はほぼ2年ぶりです。基本的なシステムはほとんど変わっていませんが、パワーアンプがマッキントッシュから、カウンターポイントのSA-4に変わっています。

モノラル構成のOTL直結、ハイブリッドパワーアンプです。発熱量も半端では無いと事前知識でありましたが、実際に間近で見てみると、私が昔使っていたトリウムタングステン管に比べれば、遙かに少ないです。

しかしOTLで片チャンネル6LF6のパワー管を8本、特性を揃えたものを手に入れるのは、半端で無く大変だと思います。ステレオだと16本ですからね。

Rayさんが使われているSPは私と同じTADブランドの、Exclusive2402という、38cmウーファーに4inchコンプレッションドライバーに、ウッドホーンを付けた機種です。

コーンが重いので、ドライブするためには、アンプのドライブ能力が、大変重要になってきます。

SA-4

6LF6はオーディオ用としてはほとんど使われず、TVの水平出力管として、米国では暫く使われていた時期がありました。日本ではその頃は既にソリッドステート化されていたので、製造されることはありませんでした。カウンターポイントでは、恐らく大量に安く手に入ったので、使ったのでは無いかと思います。

ステレオで16本使います。管の特性を合わせようとしたら、恐らくその数倍は手に入れないとダメでしょうから、1setのアンプを作ろうとしたら50本近い球が必要だったのでは無いかと想像します。

アンプの回路構成は、設計者のやりたい放題、こんなもの良く作ったなと言う感じです。出てくる音は当時一度だけ聞いたことがありますが、鮮烈そのものでした。

当時としては画期的アンプでしたが、やはりアンプの製作で一番ネックになるのが、コンデンサです。アンプの発熱の多さが災いして、コンデンサの寿命がどうしても短くなります。

現在は耐熱性の高い、産業用のコンデンサも数多く発売されていますが、その当時はそんなものありませんでしたから、音が良くてもねー、おまけに高くて全く手も出せませんでした。何せその当時で1台100万ですから。

パワーアンプ軍

メインシステムのパワーアンプ群です。OTLですから、低域から高域まですかっと抜けるような再生音になります。

出力側

出力側の機器群です。

メインで使っているのが、左側中央の黒いスーパーウーファー、右側の橙色のスーパーウーファーは、映画用です。Rayさんも低音大好き人間なので、メインSPに38cmウーファーを使っているのですが、更にサーロジック製のスパーウーファーを追加されています。

入力側

入力側機器群です。使っておられない機種もあると言うことですが、そのまま置いてあります。

何をどう使っておられるのか、説明はされるのですが、全く分かりませんので、説明は一切致しません。

今回はLPは全てパイオニアのアナログプレーヤー、CDはエソテリックのP0、ブルーレイはOPPO、SACDはエソテリックのユニバーサルプレーヤーです。

PCオーディオ用に最近KORGのDS-DAC-10を買われていました。未だセッティングが充分に決まっていないので、SACDと比較すると、ちょっと可哀想な感じでした。

全体としては非常に良く使いこなされていて、Rayさんのお好きな音楽を気持ちよく鳴らしておられました。しかし普段聞かれている音楽は7割がCLASSICとのこと、我々の趣味がほとんどJAZZなので、今回は我々に合わせて頂きました。多分相当ストレスが溜まったのでは無いかと想像します。

最後に宿泊までさせて頂き、有り難うございました。

今回はバズケロさんとも一緒にRay邸に押しかけ、しかも晩ご飯までご一緒させて頂きました。バズケロさんも良い刺激になったのでは無いでしょうか。

大変キレのある大迫力の低音に乗って、音楽が流れてきます。2402は大変気難しいSPで使いこなしは、半端で無く大変です。それを20年近くにわたって、使い続けておられる内にSPがそれに、応えてきてくれたものと思います。機械に頼っていると、機械に振り回されることになります。人が主体ですから、どう使いこなすかが重要になります。

さて次の日は、大変なことが待っていました。

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善光寺から駅へ戻ります

善光寺をざっと見たところで、時間は未だ8時半でした。時間があるので長野駅まで歩いて戻ることにしました。

本道側から見た大門

本堂側から見た大門です。

本堂右側

本堂の横の風景です。

本堂左側

敷地が広いので、写真だと切り貼りになって、良く分からなくなります。

大門から見た土産物屋街

大門側から見た土産物屋街です。

山門から見た入り口側

山門から見た街です。両側にお寺の関係者と思われる方達が、住んでおられるようです。お寺ですが、時節柄受験の必勝祈願もやっているようです。

この後山門まで続いている、直線の中央通りを通って、歩いて帰りましたが、時間的に9時前と言うことで、通勤の方達が大勢歩いておられました。しかし店は全く開いてはいませんでした。善光寺前にある有名な七味唐辛子屋に行こうと思いましたが、開店していませんでした。

この後名古屋に行って、名古屋名物エビフリャーを食べるつもりで、行ってみました。インターネットで調べて、えびどて食堂と言うお店があるので、当初は35cmの特大エビを食べるつもりでした。

しかし実際に行ってみたら、大好きな牡蠣フライがあったではありませんか。どうしようかと散々迷いましたが、結局牡蠣フライの誘惑に負けて、35cmのエビは諦めて、普通サイズのエビ2匹と牡蠣フライ4個にしました。若いときでしたら両方でも食べられましたが、今は絶体に無理です。

えびどて食堂の名前の由来と思われる、どんぶりにエビフライを何匹も並べた、ものもありました。東京のエビフライは衣でエビを大きく見せているのですが、ここのエビフライは実に真面目に衣が付いていました。エビとほぼ実物大です。

さていよいよ翌日は大阪のRay邸訪問です。

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2月5日は移動日

4日は1日Loge邸で楽しませて頂きましたが、Loge邸を出た後長野市内のビジネスホテルで1泊しました。翌5日は1日かけて大阪まで移動すれば良い、移動日です。朝10時長野発名古屋行きの特急列車を予約していたので、それまでに行ったことのない善光寺を見に行こうと思いました。

朝7時にホテルを出て、善光寺方面行きのバス乗り場へ行きました。朝は思いっきり冷え込んで、雪は降っていませんでしたが、寒いのなんのって、証拠写真を撮りました。

JR長野駅前

JR長野駅前にある広告塔の温度計、氷点下6度です。

善光寺行きのバスは、バス乗り場1番は全て善光寺大門前という、バス停を通ります。バスですから時間ははっきり言ってデタラメです。私が乗ろうと思ったバスもかなり遅れてきました。

帰りは歩きましたが、距離にしたら直線道路を歩けば2km程です。地図をホテルで頂きました。

大門

入り口にある山門です。下は石畳なので、かりかりに凍っているので滑りやすくなります。靴底が堅いと滑って大変危険です。なので靴底が柔らかい運動靴が良いです。寒いので防寒は絶体必需品です。手袋、マフラー、ダウンジャケット、後は出来れば帽子があった方が良いです。

山門の先

山門の先にある土産物屋の通りです。これをもっと大規模にしたら、浅草仲店通りになります。古くからやっているお店が多いと思います。朝早く行ったので開店前でした。

大門

土産物街の先にある大門です。やはり善光寺は古いお寺なので、規模も半端ではありません。

本堂正面です

大門の先にある本堂です。中は撮影禁止なので、ありません。本堂の規模も凄いです。

本道側面です

本堂の側面です。奥行きを分かって頂きたかったのですが、全部を撮りきることは出来ませんでした。地面は一部石畳で白いところは、雪が凍っているところです。

長くなるので、もう1回別にアップします。

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アナログ再生の妙

さてLoge邸では、アナログの再生は全てEMTですが、3台のプレーヤーを使われています。何故3台かと言いますと、アナログレコードはLP時代になって、大きく3種類のカートリッジが必要になるからです。

これは全てレコードをカッティングしている、カッターヘッドの針に由来しています。

ステレオ盤が発売されたのは1958年ですが、それまでは全てモノラル盤でした。モノラルのカッターレースは、米国はスカーリーが多く、ヨーロッパはノイマンです。ステレオになってからは、日本も含めて全てノイマンになったそうです。モノラル盤の針は全て25ミクロンです。

ステレオ針の初期のものはほとんどが16ミクロンだそうです。その後ノイマンからSX68というカッターヘッドが発売されて15ミクロンになったそうです。この当時のレコーディングの最高周波数は15khz程度だったそうです。

その後周波数特性を上げるために、SX74というカッターヘッドが発売されて9ミクロンになったそうです。この当時からの周波数特性は20khzまで拡大されています。

CDが発売されて、理論上は22khz、実際にはフィルターの関係で20khzと言う、再生周波数はここから来ています。

CDの話しはもう少し書きたいのですが、話しが逸れてしまうのでアナログに戻します。アナログレコードを買う場合、当然オリジナルマスターテープに一番近い、オリジナル盤の音が良いので、それをマニアは当然探したがります。そして問題はここから始まるのです。

現代のカートリッジの針は、大半が9ミクロンのカッター針に合わせて、研磨がされています。しかし例えば25ミクロンのカッター針でカットされたモノラルレコードを、9ミクロンの針で再生したらどうなるでしょうか。当然溝の波形に忠実にトレースすることは出来ません。

そうなれば、オリジナルのモノラルレコードを忠実に再生しようとしたら、当然25ミクロンのモノラル針が付いた、カートリッジが必要になるのです。ステレオ盤も同じです。1ミクロン程度でしたら違っていても大した違いではありませんが、15ミクロンと9ミクロンではほぼ倍半分位違います。

なのでLoge邸では3種類のカートリッジを使い分けておられます。

EMTのアナログ

写真の右側が最新のステレオ盤用の、EMT930stです。その左側が927で40cmのSP盤を再生出来る機種です。EMT愛好家の方の垂涎の機種です。

EMTは元々放送局用の機械ですから、1年に1回のオーバーホールは、当たり前なのですが、当然コンシューマーの方はそれをされません。調子が悪くなってから慌てる方がほとんどだそうです。モーターのゴロ音が出るとか、押さえているパッドがすり減って、動作音が大きくなったとか、全てメンテナンスの悪さから来ています。

機械はメンテナンスをきちんとやれば、いつまでも調子よく動いてくれます。

最後に、LPレコード再生には、フォノイコライザーが必要です。レコードはカッターレースの特性で、低音を小さく、高音を大きく録音してあります。そのままでは高域がチリチリいっているだけなので、それを補正してやります。低域を上げて、高域を下げるのです。

その特性カーブが、現在は全てと言って良い程米国規格のRIAAと言う特性カーブになっています。なので市販されている大半のフォノイコは、RIAAに合わせてあります。

しかし初期の頃はRIAA以外に、デッカ規格、グラムフォン規格、EMI規格等、数多くの規格が存在していました。再発売盤は大半がRIAAに統一されていますが、オリジナルは当然のことながら当時のままです。

JAZZは大半が米国なので、RIAAで何ら問題はありませんが、ヨーロッパ盤は注意が必要です。ビートルズでも初期の盤はEMI規格なので、その規格のフォノイコで無いと正しい再生にはなりません。オリジナルをありがたがる気持ちは分かりますが、再生する側も正しい知識と事前の準備が必要になります。

Logeさんはオーディオには非常に詳しい方で、今回の訪問では色々教えて頂き、大変勉強になりました。お忙しいところを時間を取って頂き有り難うございました。

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2月4日Loge邸訪問

2月4日長野にあるLoge邸を訪問してきました。後面開放型平面バッフル板を使ったSPを使っておられます。オイロダインという名前だけは知っているけれど、音も実物も全く知らないというシステムです。

ストラ邸を出た後、都内のビジネスホテルに1泊して、翌朝早く出発。朝食付のビジネスホテルだったのですが、付いてきた朝食が何とおでん、シューマイ、、後で焼き魚が出ましたが、野菜は納豆以外無し。少々参りました。野菜大好き人間としては、物足りませんでした。

大宮から長野新幹線で一路終点長野へ。3日までは暑い位に暖かだったのですが、4日は一転急転直下で気温が下がってきました。長野駅には少し早く着いたので、早速ビジネスホテルを探して、荷物を預けに行きました。

その後長野電鉄線に乗り換え、一路目的地へ。駅まで車で迎えに来て頂きました。狭い住宅街の道を抜けて早速Loge邸へ到着、その場で手を消毒洗浄、オーディオ部屋に入りました。

オイロパ正面

訪問した最初は、ご本人が気楽に聞けると言うことで設置された、クォードのコンデンサSPである、ESLからです。こちらは平面駆動です。大音量は全く不可で、ドライブ力もありませんが、全帯域過不足無く鳴らしてくれます。使用目的を外さなければ、良いSPです。

その後はいよいよオイロパですが、ドライブアンプを2種類使われています。少し帯域を広げた、現代風のアンプ、主に1980年以降の最新録音を聞くのが目的だそうです。

オイロパ後面

側面からみたところです。バッフル板はバーチの積層合板です。正面は突き板になっています。Logeさんのオーディオは過去を含めて、全てオリジナルをご自分でメンテナンスされて、使われています。なので、修理はしても基本オリジナルのままです。

かけられるソフトは、大半が1960年以前のCLASSICで、主にワグナー等のドイツ系歌劇です。音量はシステムに合った音量で、大音量ではありません。定位が抜群で、CLASSICをやっておられる方の定位が、どう必要なのかやっと分かった次第です。

つまり歌劇で出演者の方が、左から右に移動したり、或いは歌っている場所が手に取るように分かるのです。丁度劇場の上の席から、歌手の方が動いているのが、音だけで見えるように分かるのです。面白いと思いましたが、私自身が今までそんな聴き方をしてこなかったので、自分のシステムでどうなるかは、全く分かりません。

兎に角呆れる位定位が良いのですが、聞いている間中は全く頭も動かせませんし、試聴ポイントを外すことは出来ません。このシステムを使いたい方は、その覚悟が必要になります。

その後アンプをオリジナルに代えられて、1960年代前後のステレオ盤を聴かせて頂きました。

ジャズも同じなのですが、録音技術は年々退化しているのでは無いかと、本当にそう思えます。各楽器一つ一つは極めてクリアに録られているのですが、アンサンブルになったとき、演奏がバラバラなのです。なのでスイングしないのです。1940年や50年当時の少ないマイクで録った録音の方が、ずっとスイング出来るのです。

私はワグナーを聴いても、そもそも歌劇自体を見たことが無いので、全く場面が分かりません。しかし実際に場面を見たことがあれば、各演奏しているシーンが分かっています。Logeさんから今はどんなシーンだと説明されれば、演奏や歌手がどの様な情景描写をしようとしているのかが分かります。

例えば地下のシーンでは、舞台上は所々にろうそくがあって、全体がほぼ真っ暗な中に、暖炉だけが赤々と照らし出されている。そんな情景描写のシーンでは、演奏も歌手もそれにふさわしい演奏なり、歌い方になっています。その描写が素晴らしくリアルに再生されているのです。

こんな再生の仕方もあるのかと、本当に感心しました。大音量で無いと再生出来ない世界とは、全く別の世界です。

蓄音機


最後は蓄音機を使ってのSP盤の再生です。使っておられる蓄音機は昔ダンスホールに入っていたものを、関東の資産家の方が買い取られて、その後Logeさんが20代の時買い取られたものだそうです。モーターは当初バネ仕掛けだったそうですが、巻き取りが大変なので、適当な電動モーターが手に入った時点で、ご自分で交換されたそうです。

モーター駆動以外は全く電気は使われていません。完全なダイレクトドライブで、鉄針の振動を振動板に伝えて、ホーンで増幅しているだけですが、音量はオイロダインよりずっと大きいのです。ボーカルが浮かび上がるように再生されていたのは、流石でした。

この蓄音機、発売は昭和の初めでイギリスからの輸入品です。発売当時の価格は¥800だったそうです。この当時東京都内に家を建てたら¥500だったそうですから、昔から本格的オーディオ装置の価格は家1軒分だったと言う事です。アヴァンギャルドが¥2000万とか言われて、驚いているようではオーディオをやる資格は無い・・・・って??、やっぱり変。

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2月3日ストラ邸訪問記

2月3日午後もう一つの目的だった、ストラ邸の音の確認です。借り家と言うこともあり、部屋の改造は御法度です。少し手を加えても返却するときは、原状復帰することが求められます。

最寄り駅で待ち合わせをして、車で迎えに来て頂きました。敷地は住宅街のど真ん中です。3階建てで1F部分がオーディオルームになっています。隣家とは手を伸ばせば届きそうな位近い位置です。

大音量は勿論不可で、程々音量で満足のいく音を出さなければいけないので、結構条件は難しいものがあります。やはり好きなだけの音量で、好きな音楽をやりたい放題の現状からは、もうどうやっても戻れないです。

基本的なシステム構成は、数年前と全く変わっていません。部屋の中は大分苦労された後がありありで、音響パネルはありませんが、構造上の欠点を補うように、あちこち手が加えられています。

アンプはあちこち手を加える必要がありそうで、以前よりかなりノイズレベルが上がっていました。

今後以前手放した家の代わりを何処に建てるのか、都内に拘ればコストもかなりのものになりますから、自分のオーディオルームを思うようにと言うわけには行かなくなると思います。それはストラさんのこれからの人生設計ですから、じっくり考えられたら良いと思います。

ストラ邸入力側

入力側機器群です。ダブルアームのアナログ、カセット、MD、DAT、CDとソースは盛りだくさんです。

ストラ邸正面

後面開放のSPです。16cmシングルを並列駆動していますから、軽くて反応の良い低音が特徴です。能率も比較的高いので、無理な大音量は必要がありません。東京の限られた環境の中で使うには、良い選択だと思います。正面の棚の下は石膏ボードだそうです。どうしても嫌な響きが乗るので、HC(ホームセンター)で天然木の板を探してきて、上から固定したそうです。

自宅でしたら、張り替えが出来ますが、借り家の限界ですね。

ストラ邸左側

左側の側面です。こちらも同様に苦心惨憺の後がみられます。

ストラ邸右側

こちらは右側です。

苦労してセッティングしても、引っ越ししてしまえばまた元の木阿弥ですから、自ずと借家の限界になります。何処のお宅もそうですが、大体この歳までオーディオを続けてきた人は、ほぼ音へのこだわりは決まっていますし、聞く音楽も決まってきます。また良い音というのもそれ程数限りなくあるわけではありません。

トコトン生で聞くような音に拘るか、オーディオは元々作られたものなので、自分の好きな音で徹底するか、大体どちらかです。当然好き嫌いはあります。その上でやはり聞いていて気持ちの良い音はあるので、どう自分で目標を立てて、それに向かって努力するかだと思います。

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2月3日東京へ移動です

楽しかったバズケロ邸での交流会を終了し、いよいよ3日は東京へ移動です。当初は長野へ移動するつもりでしたが、ちょっと予定が当初の考えていた時間より、遅くなるので浮いた時間で東京へ行くことにしました。

2日はストラさんともお会いしたのですが、どうせならとKYLYNさんに声をかけてみました。3日は月曜日だったのですが、快くお受け頂いたので、仕事が終了後夕方最寄り駅で待ち合わせをすることにしました。

私の方は午前中の時間が浮くので、その時間を使っていつものディスクユニオン巡りです。新幹線で東京に午前9時40分到着、そのまま宿泊先のビジネスホテルへ荷物を持っていき、預かってもらいました。

その後お茶の水ジャズ館へ直行、丁度開店時間に到着出来ました。

今回はジャズ館で前野曜子、ペドロ&カプリシャスの”別れの朝”のオリジナルLPが手に入るという、全くのハプニングが発生しました。以前ヤフオクで競合になって、余りに高くなったので下りたLPだったのですが、何と¥900でした。オークションで拘りすぎるのも、良くないとつくづく感じました。

後は山本邦山”銀界”オリジナルとか、アートペッパー”Art of Pepper”のオメガ盤、オリジナルは9.5cm2トラックテープですが、これからリマスターしたLP(アメリカ盤)が手に入りました・・・音が良いかどうかは全く分かりません。結局9枚ゲットしました。

その後そう言えば、バズケロ邸で高橋竹山の津軽三味線の話をしていたなと思いだして、お茶の水駅前店に移動してLPを探してみたら、偶然にも1枚ゲット出来ました。LPを聞くのは全く初めてです。

そこから新宿店に移動しました。ストラさんと会う約束はPM2時だったので、LPを探せる時間は45分しかありませんでしたので、まあ忙しかったこと。それでも6枚ゲットしました。

マイルス・デイビスが最後のワールドツアーをやったとき、唯一の日本人のキーボード奏者が同行していました。ケイ赤城さんです。その人のリーダーアルバムがあったので、買ってみました。

アート・ブレイキー&ジャズメッセンジャーズが、1961年に初来日したときのライブ録音が見つかったと言う事で、やっとブレイキーの許可が下りて、20年以上経ってから発売された盤を見つけました。日本の録音としては珍しいモノラル録音盤です。

新宿では面白そうな盤が1枚¥1000以下で手に入り、行った甲斐がありました。やっぱり東京にいなければダメかなーとか思いながら、でもいたら置き場所が無くて、結局苦労することになるので同じだと思います。

ストラ邸での話しは別に書きます、午後5時半頃KYLYNさんから連絡があったので、早速車で迎えに行くことにしました。最寄り駅の近くのファミレスに移動して、楽しい会話が始まりました。

KYLYN邸でakahanamizukiさんとの交流会で、夜中の12時、ホセグレコをかけた後、玄関をトントンと叩く音に出てみたら、何と制服の方が立っておられたと言う、真実の話しだとか・・・・その後KYLYN邸では805dは封印されて、今はヘッドフォンオーディオだとか。

KYLYNさんから、音が良いとか悪いとか、そんな話が出来るときが華ですね、としみじみと話しをされていました。皆さんくれぐれも音漏れには、細心の注意を払いましょう。

ストラさんからも、今までの家を手放して、今は借り家ですが、でていく前に御近所の方から、それまでは直接クレームが来ることは無かったそうです。しかしあるとき、隣の方から最近は静かですねと言われて、ドキッとされたそうです。自分は良い音だと思っていても、周囲の人にはタダの騒音でしかありませんから、やはり周囲に気を使う必要はあると思います。

私の場合は、周囲には誰もいませんから、その点は実に御気楽です。と言う事でやっぱり山口県は天国だ、と言う落ちでした 爆。

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2月2日バズケロ邸訪問記1F遍その2

音を言葉にするのは、評論家でも大変なのに、素人が書いても駄文になるので、余り書きませんが、現在の状況はバズケロさんの好みが、どちらかというとJAZZ、ROCK寄りなので、JAZZとCLASSICの落差が大きいです。

2月2日、ストラさんはROCKをほとんど聞かれないので、帰られた後爆音でROCK(レッド・ツェッペリン、ヴァン・ヘイレン、ピンク・フロイド)等をかけましたが、全くうるさくなく、気持ちよい爆音になります。JBLのSPは許容入力が大きいので、この辺は安心してかけられます。

壊れても修理が可能なところが、安心感に繋がります・・・私の2251は壊したら最後です。

バズケロサウンドの詰めは未だ未だこれからなので、詰めて行かれたらもっとジャンルを超えて、様々な音楽を聞くことが出来るようになると思います。理屈は明快に持っておられるので、試行錯誤はあると思いますが、迷路に嵌まり込むことは無いと思います。

これからの課題としては、先ず雨で濡れて凸凹になった床の張り替えが、最初だと思います。その後は暫く音無しの構えで、次がSPスタンドの新調だと思います。スタンドの基本設計の話しは、既にしてありますし、細かいことはイルンゴオーディオの楠本さんと、打ち合わせをされたら良いと思います。

その次でなくても良いのですが、今は整然と並べられているケーブル類です。電流が流れている線の近くに、別の導体を置くと必ず影響を受けます。磁性体はもっと強い影響を与えます。なので磁性体は不可なのですが、非磁性体でも導電体はやはり影響を与えます。

電気の基本法則は極めて単純です。オームの法則、キルヒホッフの法則、後はフレミングの右手と左手です。交流に限らず直流でも電流値が変化すると、隣の導体で影響を受けます。この影響の度合いは平行に並べた場合は、並べた距離が長い程、線同士は近づく程影響は大きくなります。

2本の線が近づく程、影響を強く受けます。なのでどうしても平行にせざるを得ない場合は、線同士は離した方が良いのです。床に近づけると床振動の影響を受けやすくなるので、線を3次元的に吊して設置する、線が近づく場合は、出来るだけ平行では無く、直交するようにする等です。

全体の様子

全体の配線されている様子です。パワーアンプとプリアンプ、分電盤が離れているので、電源ケーブルや、プリ・パワー間のインターコネクト・ケーブルが長くなります。どうしても見栄えを良くするために、平行にするのですが、この場合はケーブル間にセパレーターになるようなものを挟んで、ケーブル同士を離した方がよりよいです。

アンプの中で、よく配線を綺麗に見せるために、バンド等で固定してあることが多いのですが、これなどはオーディオ的には余り良くありません。配線にはストレスをかけたらいけないのです。見た目は悪くなりますが、バラバラに自由配線した方が、音が開放的になります。

ご本人オーディオを弄っている暇などは、ほとんど無い方なので、一度には出来ませんし、少しずつの変化を楽しむ余裕も必要ですから、これから少しずつでも、ご自分で工夫されながら取り組まれると思います。最後に出てくる音の想像はほぼついているので、最終的にそれになったらニンマリだと思います。

オーディオには近道もありませんし、ウルトラCもありません。うまくいったら千に一つの大まぐれで、神様に感謝した方が良いです。チマチマと細かいことをやっている内に、少しずつ理屈か分かってきて、大筋で足を踏み外したり、泥沼に足を突っ込んで、どうしたら良いか分からなくなることも減ります。あくまでも基本に忠実にです。

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2月2日バズケロ邸訪問記1F遍その1

さて今日はバズケロ邸のメインシステムが置いてある、1Fのオーディオ専用ルームです。バズケロ邸は建物としては1戸建てなのですが、中は2個の個別の建物が組み合わさって、出来ているような作りです。

オーディ専用ルームの床は、コンクリを敷き詰めた土間の上に、床が貼ってある感じです。壁も内壁と外壁の2重構造になっていて、部屋の広さは11畳程ですが、横長に使っておられて、奥行き方向の深さはありません。その分天井高さをmin2.4m、max4.5m取られているので、圧迫感はありません。

リスニングポジション

リスニングポジションはこんな感じで、後ろの壁とは人間一人分程度の隙間しかありません。普通であれば後ろからの反射音で、大音量は無理なのですが、内壁裏の吸音材と、壁の途中にうがかれた吸音部分がうまくミックスされて、余分な音が聞こえてこないので、うるささを感じないようになっています。

部屋の残響時間が狭い割に非常に短いので、2Fにあるハーベスのような小型SPでは全く音が響かなくなるので、非常にショボイ音になると思います。

天井高さ

天井角度はかなり急になっています。天井裏も迷路のようになっていて、中は吸音材(GF)が詰まっているそうです。吸音、透湿、断熱性能はGFよりCFの方が遙かに良いので、この次検討される方はそちらをお勧めします。迷路にしてあるのは、音を迷路の中に誘い込んで、吸音材で減衰させるためです。

音は全部遮断、又は全部吸音させようとすると、必ずと言って良い程暴れが発生して、手に負えなくなります。なので無理に遮音や、無理な吸音では無く、適当に発散させて開放した方が、後が楽に処理が出来ます。住んでおられる周囲の環境に左右されるので、良く検討されるのが良いと思います。

壁に吸音スリットを付けて、反射と吸音を組み合わせるという考え方は、石井さんという方の発案です。バズケロさんは石井式を全て真似するのでは無く、自分のシステムをどの様に鳴らせたいのか、どんな音楽を聞くのか、どの様に聞きたいのかを、きちんと考えた上で設計されているので、システムとの相性が発生していません。

他人任せにしなかったことが、成功の秘訣だと思います。

入力側機器群

メインSPはJBL製38cmウーファーに、3inchドライバーを付けて、3way構造とした、4333と言うモニターSPです。パワーはマッキントッシュ製500wのモノラルパワーアンプを4台使った、バイアンプ構成です。トーレンスの唯一ソリッドシャーシのアナログプレーヤーと、エソテリックのCDプレーヤーです。

赤い箱は5.1ch用のスーパーウーファーですが、既にお役御免になっています。

奥にあるのは私と同じ仕様の、根岸通信製12回路分電盤です。中身は公開しません。この分電盤と、アース工事(接地抵抗5Ω)、電源の非磁性化で、どんなに音量を上げても、全くうるささを感じなくなったそうです。

床は去年の台風で、エアコンのドレン水が逆流してしまい、水浸しとなり、板が反ってしまったそうです。その為に床が少々凸凹していて、それを吸収するためにSPのアンダーボードの下に、ゴム系のシートを敷いているそうです。

ストラさんが合流されたところで、持ってこられた騒音計で、音量の測定をしてみましたら、大体平均値で80dbから90db、ピークが95dbから100dbと言ったところでした。騒音計はある程度の時間の、積算平均値を表示するので、ピークMAXの数字は分かりませんが、110dbを超えることは滅多に無いと思います。

人の耳の耐音量値は120dbなので、それを超えなければ大丈夫です。

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2月2日バズケロ邸訪問記2F遍

2月1日トゥーネラパージュにカイさんと2人で訪問した後、レンタカーを借りに行かれたバズケロさんと待ち合わせて、浜松で1杯飲むことにしました。非常に人気の高いお店で、1週間以上前に予約しないと、席が取れないというお店です。

メニューには単価の書いていない、時価と思われるものがたくさんあって、どうも企業が接待用に使っている感じでした。バズケロさんは運転をされるし、カイさんのお酒はドクターストップがかかっているので、飲んだのは私だけでしたが、つまみを少しとお茶と、焼酎の水割りで3人で¥12,000弱でしたから、やはり気楽に行けるお店ではありません。タダやはり込んでいるだけあって、味は大変良かったです。

翌日カイさんとバズケロさんと、ホテルまで迎えに来て頂きました。ホテルから車で約30分で、いよいよバズケロ邸到着です。カイさんは前日泊まり込みで、バズケロ邸サウンドの調整につき合われました。何せ使っている機材がほとんど超重量級で、重量挙げの選手でも無い限り、まず一人では全く持ち上がりません。

取り敢えず2Fのリビングに上がって、リビングサウンドを聴かせて頂くことにしました。入り口は全てCDプレーヤーで、アンプは全て真空管式です。

リビングオーディオ

2Fのリビングオーディオです。奥にあるFALの平面SPを使った、喫茶店風BGMサウンドと、手前のハーベスのSPを使った、少し気の置けないシステムを同居させています。

FALのSPで流すFMラジオが、丁度何も欲張らず極自然に聞くことが出来ます。何か考え事をするとき、思考の邪魔にならないです。

ハーベスは、現在の状況では少々中途半端な位置づけになっていると感じました。まあ何をどうしようとオーナーの方の勝手なのですが、ご本人は御気楽システムと言われていますが、弄ったらもっと音が良くなるのが、分かるだけにやはり中途半端感がぬぐえないのです。

やるとすると、イルンゴの本格的スタンドを入れて、もう少し高い位置から、部屋全体に音を響かせたら、もっと低音も出るし、部屋全体に音も広がると思いますが、そうすると後で書くバズケロ邸メインシステムの出番が、ご本人の中でも益々少なくなって、本末転倒という事態になることは、容易に想像されます。

この時の相互訪問会の参加者は、私と、カイさん、東京からストラさんの全部で4名でした。バズケロさんはストラさんからネジを巻かれっぱなしで、そのエネルギーでまたお仕事に頑張られると思います。

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2/1トゥーネラパージュ訪問

1月31日泊まりがけで訪問して頂いたバズケロさんとご一緒に、2月1日浜松まで行くことにしました。浜松には日本の喫茶店では、恐らく唯一と思われる、アヴァンギャルドのオールホーンシステムが置いてあります。

浜松駅周辺は10年以上前に仕事で行っていましたが、もうその当時とは景色が一変していました。ホテルや高層ビルが建ち並び、地下道まで整備されていて、今回の訪問では一番の驚きでした。トゥーネラパージュは浜松駅から地下道を通って、徒歩5分もかからない位置です。駅の北口方向です。

トゥーネラパージュ正面

喫茶店のオーナーの方は、若い女性の方です。アヴァンギャルドのシステムを入れるために、このビルまで建ててしまったという、熱の入れようです。部屋は非常に天井が高くて、ビルの2階まで吹き抜けです。3F以上は賃貸になっています。

トゥーネラパージュ斜め

建物の奥行きはかなり深くて、これが全景です。

アヴァンギャルド

さてお目当てのアヴァンギャルドのオールホーンシステムです。

非常に洗練されたお店で、中も女性の方がオーナーなので、マニアっぽさが少ないです。入り口はアナログとCDプレーヤーでしたが、アナログは故障中とのことで演奏はCDだけでした。オーナーの方は全くオーディオマニアではありませんから、オーディオ的演奏を期待して行かない方が良いです。

ポットコーヒー

出されてきたポットに入れたコーヒーです。カップは確か¥500位だったと思います。ポットは¥800です。大体2杯分位入っていると思います。ポットのコーヒーが冷めないように、ジャケットにくるまれて出てきます。

お店に入ったときは、極小音量でウーファーから全く音が出ていませんでした。SPの能率が均一化されていないと思いました。その後少し音量を上げられたので、低音も少し出てくるようになりました。

音については書きませんので、ご興味のある方は、ご自分の耳で判断して下さい。

昔のアルテックのA7を真空管アンプで鳴らして、煙草の煙が濛々と漂っているような、そんなジャズ喫茶のイメージからは対極にあるので,全くジャズをご存じない女性の方でも、普通に入れると思います。

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1月31日の計画

1月31日バズケロさんが相互訪問のために、先に拙宅の方に来られる予定ですが、実は30日のフライトで福岡に到着する予定だったのが、出発地の濃霧のためにフライトが、キャンセルされてしまいました。

その為に31日の午前のフライトで、福岡まで来られることになりました。昨日の便が今朝早く出発したので、定期便より早く着けます。うまくいけばお昼過ぎにはこちらに来られると思います。

結局出発が遅れたようで、お昼前に福岡到着、お昼の新幹線で新山口まで来られて、その後はレンタカーでこちらまで来られます。2月1日2人で浜松まで行くのに、新山口まで車で出た方が早いので、そうして頂くことにしました。

遠距離から来られる場合は、東京方面からでしたら、航空機の早期割引を使えば、新幹線の片道料金+で往復航空券が買えます。私が東京に行くときは、いつもこれを使っています。

今回は浜松なので、微妙だったこともあり新幹線にすることにしました。
実は1月29日にどうもノロウィルスにやられたようで、体調は今一どころか、かなり悪かったのですが、2日間早く寝たお陰で、少しは良くなってきましたが、音はその時の健康状態にかなり左右されるので、今から言い訳を考えておかねばと、あらぬことを考えています。

結局バズケロさんは3時半頃に到着、最初は外の様子を見て頂き、中へご案内しました。やはり外から見たのでは、部屋の大きさは分からなかったようです。印象としてはご自分の部屋より大きいので、残響時間が長く、良く響く割に音が籠もらないのが、第一印象と言うことでした。

電源もご自分の仕様とほぼ同じなので、全体として音の傾向はほぼ同じ、ウーファーが25cmと38cmの違いがあるので、お腹にドスンと来るのはJBLが上だけれど、音の奥行き感があるので、印象としては充分。

オーディオは基本、細かいことをネチネチ、チマチマとやることで、音が整ってくるので、システムが決まったら、それで終わりと言うことがありません。

バズケロさんの最後の大物課題は、スピーカースタンドをどうするかだろうと思います。基本的な構想は既にお話をしました。

今日2月1日いよいよバズケロさんと2人で、バズケロ邸に移動します。その前に浜松にある、トゥーネラパージュというジャズ喫茶に行きます。その後カイさんと3人で夕食会です。いよいよ旅行モードにギアチェンジしなければと思っています。

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