農業と趣味のオーディオ
趣味はオーディオで、主に1950年~70年代を中心にジャズ、クラシックを主に聞いています。 退職後は故郷に戻り、部落の農業法人に入り、農業をすることになりました。その悪戦苦闘記も一緒にアップします。

プロフィール

山田野案山子

Author:山田野案山子
農業とオーディオのブログへようこそ。
10代の時、AMラジオから聞こえてきた、フォーシーズンズや、ライチャス・ブラザースにあこがれ、その後はベンチャーズやビートルズ、サンタナとロックに填りました。

その後某オーディオ店の店長から、カウント・ベイシーのビッグバンドを大音量で聞かせていただき、すっかりジャズに填りました。

その後一関のジャズ喫茶「ベイシー」での、私にとって衝撃的音との出会いがあり、今までの私の経験不足の音をすっかりたたきのめされてしまいました。

その後は、自分の音を確立すべく経験と努力を重ねてきました。そして最後の大仕事を完成させる、自分専用のオーディオ部屋を建てました。

私の拘りは打楽器と低音楽器の再生です。特に打楽器のスピードと、エネルギーをどうやったら等身大に味わえるか・・・言うは易し行うは難し。

今まで関東にいたときは集合住宅で、外部との接点は仕事だけと言う環境でしたが、山口に帰ってからは、自分が住んでいる地域の環境と、自然を維持するために、地域の方たちと協力して、農業に励もうと思っています。



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2008年2月2日山口孝さんの講演会

今日はジャズオーディオ ウェイクアップの本に沿った、山口孝さんの講演会3回目の最後です。最初はレイオーディオ、2回目がジャズ喫茶キャンディー、3回目がダイナミックオーディオの厚木店長、だったのですが、何故この3人かと言いますと、この3人の方は、ジャズオーディオ ウェイクアップの本に出てくる方達なのです。最後が一関ジャズ喫茶ベイシーの、菅原正二さんなのですが、場所が遠いので難しい、と言うような事情があったと思います。

記事の内容は、2008年2月4日にアップした、私のブログをそのまま引用しています。

いよいよ山口孝さんの講演会が今度で最後になる予定です。去年の11月にJAZZ喫茶キャンディーでの講演があったのですが、内容は全く同じ事をやりましたが、前回はキャンディーのマスターの音ですし、今回はダイナミックオーディオ・サウンドハウスA店長の音になります。講演でかかる曲はキャンディーの時と同じなので、ダブりますからここでは省きます。

使われるシステムは以下の通りです。

スピーカーシステム  JBL DD66000

パワーアンプ     LINN KLIMAX SOLO

プリアンプ       LINN KLIMAX KONTROL

フォノイコライザー  LINN LINTO

アナログプレーヤー LINN LP12SEフルシステム

カートリッジ      LINN AKIVA

CDプレーヤー    LINN アキュレイトCD

今回の講演会ではLPは2/20から廻しっぱなし、アンプ類も電源を落とさずですから普段の試聴会より以上に最初からフルパワーでの再生が期待できます。キャンディーの時は不慮の事態を勘案して全てCDでの再生でしたが、今回は当然店長はオーディオのプロですし、最終回と言うこともあって、ソフトはLPもかなりかかるはずです。現在店長の部屋は普段はプリもパワーもアンプジラが標準でセットされています。しかし今回の講演では店長自身が最も信頼しているLINNのハイエンド製品を使ったところが、まあなんともいいがたしですが、販売政策として全て同じものを置くわけにはいかないでしょうから、それも仕方がないと思います。普段LINN製品は2Fの部屋に置いてあります。

山口さんが最初と最後に言われましたが、今回の講演でアンプと入力機器が全てLINNだったので一番期待していたそうです。実際に山口さんも自宅でLINNのプリとパワーを試聴してみてその完璧さにほれぼれしたそうです。でも導入するとなるとそれなりにコストは掛かりますから、そう直ぐに飛びつくわけにもいかないと思います。それにしてもパワーアンプのソロは自重たったの9kg!で出力が500w/4Ωです。電源は1kw迄はOKなので瞬間的な出力には全く不自由しません。今回も途中で音が腰折れになったり、へこたれるようなことがありませんでした。本当に信頼の置けるアンプだと思います。DD66000はどんなに音量を上げても全く悲鳴ひとつ上げませんから、こちらも絶大な信頼が置けますね。

入力側の機器の配置は左上がLINN クライマックス・コントロール、右上がLINN LP12、左下がアキュレイトCDです。残念ながら写真は残っていません。

今回の講演会の最大の特徴は、最後にかけたジェイムズ・カーターのテイク・ジ・エー・トレインがCDでしか発売されていないので、これのみCDでしたが後は全て店長手持ちのLPレコードで演奏されました。やはりというか当然というかLPの方が音がよいですね。演奏が生き生きしています。特に出色だったのが2007年8月8日のブログで紹介した”モンクス・ミュージック”から「アバイド・ウィズ・ミー」「ウェル・ユー・ニードント」の2曲です。この曲は山口さんの著書”ジャズ・オーディ・ウェイクアップ”のP146に書かれています。録音はモノラルですがステレオである必要性を全く感じさせない録音になっています。それをほぼ完璧と言って良いほどのバランスで演奏しきった訳ですから、当然当日でも出色の出来でした。

これを翌日自宅に帰ってかけたのですがちょとやり過ぎました。近所の方には申し訳ないと思います。ですが自宅でも出せることが確認できただけでもみっけものでした。早く田舎に帰ろうっと 笑。

厚木さんと山口さん

写真は左がサウンドハウスの店長で右側が山口孝さんです。

ところで当日私がたまたまですが座った場所がDD66000を聞くためのスイートスポットだったようで、大音量ですが全くうるさくありませんでした。少しだけ残念なところがあったのですが、まあ慣らしが終わっていないSPだからだと思います。それにしても横幅1mもあるようなSPを近くで聞く人は少ないと思いますが、実際に自宅で聞いておられる方はご存じだと思います。つまり正三角形の頂点より内側で聞いた方が音がよいのです。非常に指向性が広いのだと思います。実際にホーンも横幅が広くなっています。つまり狭い部屋にセットしても何ら問題が起きないより、むしろそちらの方が良いという意外な結果が分かったのです。音量の問題は当然ありますが、部屋の横幅が3.5m近くあったら充分にセットが可能ですね。ただ自重が100kgを越えますので、前にも書きましたが一度セットしたら自分で何とかするのは危険です。後は地震ですね、SPは地震対策が事実上出来ないので、寝ている部屋に置くのは私は怖くて出来ません。

山口さんは当日乗りに載って、普段以上に過激な発言が出ていました。当然オーディオと音楽についてしか話はされませんが、店長も山口さんの話をそのまま音にしなければならないわけで、音は一度出てしまえば言い訳も理由も一切効きませんので相当大変だったと思います。でも講演会は最後を飾るにふさわしい盛り上がりと、演奏だったと思います。同じ音が出せるのはまたいつのことか、それは神のみぞ知るです。関係者の皆様大変ご苦労様でした。

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テーマ:オーディオ - ジャンル:音楽


個人的趣味の回想、サンタナ”天の守護神”

1970年に大ヒットした、サンタナの「ブラック・マジック・ウーマン」という曲があります。サンタナの鳴きのギターサウンドとして、一斉を風靡しました。ラジオでは良くかかっていた曲で、今でも大好きな曲です。そしてこの曲が収められたアルバムが”Abraxas”邦題”天の守護神”です。

その当時「ブラック・マジック・ウーマン」は好きだったのですが、サンタナ自体はほとんど知らないグループでしたので、アルバムとしては買いませんでした。そこで目を付けたのが、SONYから発売されたサンタナのベスト・アルバムである、Gift Packシリーズとして出たアルバムです。

santana gift pack

2枚組で少々お買い得価格が付いていました。

他にもこのGift Packシリーズを買ったのですが、正直余り音が良くなかったのです。なので”天の守護神”というアルバムは買わずに過ぎてしまいました。そうこうしている内に廃盤になってしまい、手に入らなくなってしまいました。しかしその後サンタナファンとなり、サンタナのアルバムはかなり購入しましたが、”天の守護神”はそのまま忘れ去られた存在になりました。

ヤフオクなどで探す気になったら、見つけることはそう難しい話しではありませんが、どうせ買うならJAZZの方が良いので、自然とROCKの方には足が向かなくなったのです。

そして11月24日、防府に行ったとき、ピンクフロイドと一緒にこのアルバムも偶然に見つけたのです。適当に安かったのと、盤の状態も良かったので買うことにしました。

サンタナ天の守護神

持って帰ったのがこのアルバムです。買ったときは全く気がつきませんでしたが、家に帰って繁々とアルバムジャケットを見ていたら、写真では全く分かりませんが、白く飛んでいるところに、SQの文字があるではありませんか。なんとまあレア中のレアなアルバムの、SQマトリックスのアルバムだったのです。

1970年代をご存じない方には、一体何を言ってんのと言う話しなのですが、当時LPレコードを使った4ch再生が盛んに宣伝された時期がありました。多分1年位でしぼんでしまった方式です。CD4と言うキャリアを使った4ch再生、SQマトリックスとQSマトリックスと言う、方式の3方式が提案され、製品化されました。

まあ遊びとしては面白かったのですが、リアに使う貧相なSPからまともな音が出るはずも無く、狭い日本家屋の中に4個もSPがあっても、邪魔なだけ。後ろからつまらない音が出ていても、うるさいだけと言うことで、ほとんど普及することも無く、消えていきました。

まあその経験があるので、今の5.1chにも全然興味が無い、と言う個人的話しは置いておいて、SQのネームを見て、思わず当時のことを思い出してしまいました。

この4ch技術、特にCD4の技術は、カートリッジの性能を、飛躍的に高める切っ掛けになりました。その当時のhifiカートリッジの性能は、概ね20hz~20khzが限界でした。しかしCD4を再生するためには、20hz~40khzを要求したのです。レコードのカッティング技術、製造技術と全てが揃わないと、製品になりません。

これがアナログ技術が大きく前進する原動力になったことは、否めないと思います。とまあ当時の話しはこれで終わるとして、早速”天の守護神”を洗浄して聞いてみました。そしたら当然のことながらGift Packとは音が全然違います。もっと驚いたのは「ブラック・マジック・ウーマン」で歌以外に、合いの手の叫び声が入っていたのです。

Gift Packとは音源が違う様なのです。もしかしたら4ch用に新たに録り直されたものかもわかりません。サンタナのSACDは”キャラバン・サライ”しか出ていないと思います。ちょっとした面白い発見でした。ライナーノートは入っていなかったので、その辺の事情は全く分かりません。

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ピンクフロイドのアルバム3題

ピンクフロイドのアルバムをご紹介します。一度当ブログでも書いた”Wish You Were Here”邦題”炎”です。このアルバムのレコーディングは、1975年1月に始まり、終了したのは7月です。発表されたのが9月5日でした。

当初の発売予定は5月だったようです。これだけ発売が遅れたのは、理由は色々あると思いますが、ピンクフロイド自身がレコーディングをやっている期間、ずっとライブコンサートを続けていたこともあると思います。

レコーディングが終わって僅か1ヶ月ちょっとで発売になったいきさつは、ライブコンサートをやっている会場の音をレコーディングして、それが海賊盤として発売されるからです。発売枚数が少なければ大して問題になることも無いでしょうが、1975年5月にオランダとドイツで”British Winter Tour'74'”という、ライブの海賊盤が発売されて、僅か1ヶ月の間に6万枚もの売り上げになり、しかも日本からも大量の発注が出たそうです。

私は1970年代正直なところ、ピンクフロイドにはほとんど興味がありませんでした。まあ単純に好きでは無かったからです。しかしある雑誌にピンクフロイドの”The Dark Side of The Moon”が紹介されて、このアルバムの録音が凄いとの記事が有、だったら買って聞いてみようと言う気になったのです。

そうしたら思いの外良かったので、他のアルバムも全部買ってみました。当時はプログレッシブ・ロックは聴いていてもうるさいだけだったのですが、今聞いてみるとごく普通に聞けるのですね。システムがどうとかより、自分の聴き方が変わったのだと思います。

wish you were here cd

最初に買った”Wish You Were Here”のCDです。EMIの盤でUKからの輸入盤です。1991年製です。

wish you were hear

前回のブログで書いた、アナログプロダクションズ社による、リマスタリングしたSACDです。これはUSAからの輸入盤です。

wish you were here

発売された当時の日本製(SONY盤)です。

偶々3種類の盤が揃いましたが、それぞれに良くて特にどれでなければダメと言うこともありません。強いて言えばオリジナルのUK盤のLPでしょうが、これは手に入ればラッキーでしょう。SONY盤は特にオリジナルと比較しなければ、録音も良いと思います。私は無理をしてパンドラの箱は、開けなくても良いと思っています。

”The Dark Side of The Moon”はUK盤のLPを見つけたので、注文してみました。これは来てのお楽しみです。

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堤(農業用溜め池)見回り

上げと沢江部落で共同利用している堤が2カ所ある話しは、ブログで何度か書いていますが、その内の新堤と呼んでいる方が、山口県から危険溜め池に指定されているため、毎年きちんと管理するように言われています。

管理とは言っても、やれることは水が規定量を超えたとき、オーバーフローした水を流すための側溝の管理、堤の土手に木が生えたり、草某々にならない様に草刈りをしたり、排水路が詰まらない様にしたり、と言った作業をやっています。

それを県や市に報告をしなければなりません。その為の本年度最後のチェックをするために、法人の数名で堤まで上がりました。

新堤の上流側

新堤の上流側です。中央の構造物は住友セメントの、秋吉台から仙崎湾まで石灰石を運ぶための、ベルトコンベアーです。堤の水はここ最近の降雨により満水になっています。堤の中には薬物が投入されたら困りますので、鯉が放流してあります。

新堤土手側

7月に草刈りをした土手側です。刈ったときは人の腰程に草が伸びていたのですが、草が少ないのには驚きました。古株の方にお聞きしたら、年によって草の状況はもの凄く変わるそうです。今年は草が少ないと言うことでした。草が全く無いと、雨が降ったとき土手の土が崩れて落ちるので、除草剤はダメなのです。

新堤堰の部分

新堤の堰の部分です。これで満水状態です。これ以上溜まって、水が土手を越えてオーバーフローする様になると、土手が水で削られて崩れます。対岸側にコンクリの建造物が少し写っていますが、その部分から必要以上の水が流れ出る様になっています。

旧堤の土手側

旧堤の土手の部分です。こちらも7月に刈ったときは、同じように腰まで草が生えていましたが、今は少なくなっています。

旧堤の側溝側

旧堤の側溝側です。人が数名立っている部分に、排水用のバルブ開閉のハンドルがあります。

旧堤の堰側

旧堤の堰側です。

朝8時に集合して9時には全て終了しました。

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11月25日JA山口宇部本所で、法人の研修会がありました

11月25日JA山口宇部本所で、農業法人の研修会がありました。議題は情報発信です。参加された法人の中で、直接販売の店を持っておられる法人は、フェイスブック等で、自分たちが生産している、農作物の生産過程をアップするのは、法人の良いPR手段になるので、積極的にやりたいと考えているところもあります。

しかし多くの法人は、集落内の農地を守りたい、耕作放棄地にして先祖から受け継いだ、農地をダメにしたくない、住環境を守りたい、と言う気持ちで続けているところが多いのです。タダこれからの農政で、補助金に頼った生産は、そう長続きしません。ですから自立するためには、生産品目の多様化と直接販売は避けて通れない、事になってきています。

6次産業化の推進と言っても、スローガンにはなっても、一体誰が何をやるので頓挫してしまいます。国側もそれは自分たちで考えろですし、国がいくら強制しても、多分誰も動かないだろうと思います。やはり農家の自主性が必要になります。

法人によっては直線距離にしたら、25kmも離れた圃場を管理している法人もあるそうです。その様な法人では畦畔の草刈りは、トラクタにバックホーの様なアダプターを付けて、草を刈っているそうです。設備投資に金はかかりますが、やはりそうでもしないと、人手で草刈りは不可能です。しかしこれだったら一人が草刈りをして、もう一人が田を耕せば少人数で出来ます。

しかし一旦田植えをしたら、トラクタは使えませんから、その時はどうするのでしょうか。やはり経費をかけて除草剤散布になるのでしょうか。除草剤だけで大変なコストになると思います。米は植えてから刈り取りまで、約4ヶ月かかります。除草剤はかけて効いているのは大体1ヶ月で、2ヶ月もしたら草某々になります。草刈りは1ヶ月で草某々になります。

話が逸れてしまいました。さて情報発信ですが、自分たちの農産品をこれから積極的にPRして、販路拡大をするのには、インターネットは良いツールになります。また自分たちの住環境を守って、更に先祖から受け継いだ土地を、荒れ地にすること無く、これからも農地として守っていくための、法人であっても構いませんが、やはり農業をやったことの無い人たちに、農家がどんな仕事をしているのか、知ってもらうためにも、積極的に自分たちが当たり前と思っていることでも、積極的情報発信しましょうと言う、結論ではありませんが、最初の1歩だと思います。

今日は済みません、デジカメを持って行くのを忘れました。
25日は天気予報通りに朝からじゃんじゃん降りになりました。幸いなことに24日にサチユタカの刈り取りは全て終了しました。後は選別機でどれだけの良品が出来るかです。この次はフクユタカの草刈りが終了したら、いよいよ刈り取りが始まります。

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防府市にあるサウンドテックに行ってみました

山口県はオーディオ市場としてはそれ程の規模もありませんから、オーディオショップ自体が少ないです。そんな中で山口県の唯一のLINNの販売店である、サウンドテックに行ってみました。場所は防府市です。

防府市は山口県内でも瀬戸内海の海の要衝で、毛利家が関ヶ原の戦いで西軍の総大将をやったのですが、結局は負けてしまったので、その責任を取らされて中国200万石から、長州36万石に格下げされました。その時徳川幕府に防府に藩都を置きたいと申し出たのですが、徳川もそんなことは百も承知しているので、後背地の無い萩を藩都として指定しました。そんな関係で防府には毛利家の屋敷だけが残っています。

萩城は現在は城跡だけです。明治政府になったとき、各藩にあった城は取り壊し命令が出ました。長州藩は明治政府の中核を成していましたから、当然真っ先に取り壊しの範を示さないといけないと言うことで、即取り壊しとなり、今は海に突き出した小山だけが残っています。

さて防府市にあるサウンドテックのイベントとして、11月15日からアナログフェアーを開催しています。11月24日は周南市(旧徳山市)にある、中古レコードショップが、サウンドテック2Fを借りて出張出店を設けたわけです。それがあったのと、アナログカートリッジの、ディマグネタイザーのデモ機の貸し出しが出来ないかを、聞いてみたかったので、行ってみました。長門市から山口市を抜けて、片道1時間半のドライブです。マイカーの軽トラでは、ここまでが往復出来る限界です。

主たる購入目的は中古LPなので、売れてしまったらアウトと言う事で、お店は10時開店ですが、行ったのが10時半でした。そしたら未だレコード屋さんは来ていないと言うことです。仕方が無いので昼過ぎに来ると言うことなので、店の中で待っていることにしました。

今回のアナログフェアーの中で最も高価な出し物が、LINNのLP12SE、フルスペックバージョンです。カートリッジは当然キャンディッドが付いています。B&W製802diaをオクターブの、プリメインで鳴らしていました。フォノイコはLP12内蔵のユーリカです。もう一つの目的だった、ディマグネタイザーの貸し出しを、やっている会社は無く諦めることにしました。

とまあこの話はこれで終わりなのですが、その後社長さんの息子さんと話をしていたら、実はこんなものをデモ機で送ってきたのですけど、と言われて出してこられたのが、完実電気が代理店をやっている、PSオーディオ製のフォノイコライザーです。

このフォノイコはタダのフォノイコでは無く、出力がアナログと、DSD(2.8M、5.6M)、PCM(16bit 44.1k~24bit192k)まで出せるのです。デジタル出力はUSBです。プロ用のIEEE1349も付いています。入力はMM、MC、通常のラインと3つが選べます。

デジタルの方はPCと接続しなければ、データとしての出力は出来ません。コアキシャルとTOSリンクも付いているので、規格が合えば普通のDACとも接続出来ます。

私が面白いと思ったのは、アナログレコードを、PCMで出力出来ることです。取り説が全く無いので、PCがどの様に関わるのか、出力形式がどんなのかは、全く分かりません。発売予定は12月初旬とのことです。発売されてデモ機がサウンドテックに来たら、メールを下さいとお願いしたので、その時は見に行ってみます。

アナログでしか持っていないソフトを、デジタルデータ化したら、DSで手持ちの全ソフトを聞けるようになります。歳を取ってアナログが億劫になってきたときの用心のため、やってみようかという気になってきました。写真を撮るのを忘れました。予価は22万位だったと記憶しています。

AD変換はキャリアが352.8kです。ですからDA変換するときは176.4kの方が音は良くなるはずです。このフォノイコ完実電気のHP(ホームページ)を見ても未だ何も発表されていません。

アナログフォノイコとして聞いてみましたが、中々優秀だと思いました。

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大豆(サチユタカ)の刈り取り2日目

11月23日サチユタカ(大豆)の刈り取り2日目です。一昨日の22日は米の搬送以来の筋トレになりました。米袋は30kg入りなのですが、刈った大豆を運ぶための袋は40kg近く入っています。

コンバインから袋へ入れる作業は、スクリューコンベアで送るので、力仕事はありませんが、袋に入れてしまうとそれを移動させるのは、全て人手です。作業する人は一番若い私でも62です。後の人は70歳近い人ばかりです。抱え方をちょっとでも間違うと、ぎっくり腰へ直行になります。

一人倒れたら後の人へ当然しわ寄せが行くので、次々とドミノ倒しになってしまいます。農業法人の人手はギリギリなので、代わりの人は誰もいません。別に人数制限をしているわけでは無く、やりたい人がいたら何時でも大歓迎なのですが、誰も手を上げる人はいません。

農業問題を論じている国会議員や、公務員の連中に1年でも良いから、自分で農業をやってから、議論しろと本当に言いたいです。1回だけちょこっと田植機に乗っただけで、やった気になって欲しくないですね。でもそれすらしない人に比べたら、ずっと良いとは思います。

22日は1町3反(1.3ha)の刈り取りをしました。23日は1町6反の刈り取りをしました。残りは24日に4反もやったら終了しますので、2時間半もあれば終わると思います。24日私は防府の方に行くので、農作業はお休みです。

収穫量は22日の分がやはり最高の出来で、23日は刈り取った面積は22日より多いのですが、収穫量は2/3程度しかありませんでした。最大の理由は22日刈り取った圃場は、丸1日陽当たりが良いので、大豆も元気だったことです。23日刈り取った場所は、後背地が直ぐ山なのです。

山陰側は山が南側にあるので、朝晩は日陰になってしまい、十分に陽が当たりません。特に植物に対しては朝陽が重要で、朝陽が当たって初めて、植物が目覚めて活発に光合成を始めるようです。ですから朝陽が当たらない圃場は、米や大豆に限らず出来が悪いです。

24日は比較的陽当たりの良い場所なので、少しは出来も良いと思いますが、何せ4反しかありませんから、大したことは無いと思います。

しかし去年は新芽を鹿に食われ、圃場は猪に引っかき回され、雑草が生い茂って、完全に収穫を諦めた圃場もありました。それに比べれば遙かに多くの収穫が出来ましたし、大豆の出来も上々です。後はフクユタカの刈り取りと、大豆の選別作業、蕎麦の収穫作業と年末の蕎麦打ちが残っています。

去年やった人参の刈り取り作業が無いので、それだけでも大助かりです。

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10月23日大豆(サチユタカ)の刈り取りが始まりました

天候不順が続いて、中々大豆(サチユタカ)の刈り取りを始められませんでした。20日、21日と雨が降らなかったので、もういいだろうと言うことで、22日9時に農協の方から
一人コンバインの説明に来て頂いて、10時まで注意点のチェックなどをして頂きました。

その後圃場の方に移動したのですが、湿度は比較的低かったのですが、気温がそれ以上に低く
風も比較的弱かったことも有、10時まではなすすべも無く、豆が乾くのを待っていました。
しかし10時になって、いくら何でもこれ以上遅らせると、24日迄に刈り取りが終わりそうも無いので、
刈り取りにかかることにしました。

刈り取るとき、青立ちしている豆があると、豆の汁が付いて、販売用の豆が汚れて、等級外になると言う事で、コンバインの前を歩きながら、青立ちしている豆を抜いてきます。また絡みついている草も抜きます。途中からは大きな石も拾わなければ、いけなくなりました。

刈り取り前

刈り取り前の圃場です。もっと草が生えていたのですが、共同作業で草は事前に刈り取りました。

コンバインで刈り取り中

コンバインで刈り取っているところです。2条ずつ刈り取っていきます。最初に外周を2周回って、その後中を2条ずつ飛ばしながら、刈っていきます。

刈り取り後の大豆圃場

刈り取りが終わった圃場です。

大豆刈り取り用のコンバインは、重心点が非常に高く安定性が悪いため、圃場一つ刈る度に豆を全て、排出しなければなりません。排出は軽トラ上にダクトを伸ばして、網で出来た袋に豆を入れていきます。1袋にはMAXで45kg位入りますが、そんなことをしたら重くて運ぶのが大変になります。

ですから少なめに入れようとするのですが、余り少ないと袋が足りなくなるので、この調整が中々難しいのです。リモコンのスイッチで、ダクト内のスクリューコンベアの駆動を、入れたり切ったりするのですが、反応が遅くタイミングが悪いと、袋一杯になってしまい、もの凄く重い袋になってしまいます。

それでも今年のサチユタカは、去年のメタクソだった結果に比べれば、5割増しで収穫されつつあります。来年からは補助金が削減されそうだし、米が全くダメだったので、少しは大豆に期待しても良いかなと思っています。

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2011年11月3日山口孝さんの講演会

山口孝さんが2011年11月3日に、インターナショナル・オーディオショーで、ハーマン・インターナショナルのブースで行った公演です。この時はアンプとSACDプレーヤーは、マークレビンソンの512で、SPはJBLのプロ用モニターSP4365を使われました。

この時の様子は、デジカメの動画で録ったのですが、公開は出来そうも無いので止めておきます。この時のテーマは”SACD ON IMPULSE”です。何故このタイトルかと言いますと、前のブログで書いたSACDで聞く101タイトルのジャズアルバムの、延長線上にあるからです。

そこで書いたように、本が出版されたときは、今回かけたSACDは未だ影も形もありませんでした。今回かけるアルバムは、全てアナログ・プロダクションズ社が、オリジナルマスターテープを使って、それをリマスタリングして発売したアルバムです。オリジナルの音に拘ってリマスタリングしただけあって、非常に音の良いアルバムになっています。

今回の公演ではINPULSEレーベルだけでしたが、同じ企画でブルーノートのレーベルや、ヴァーブのレーベルからも発売されています。発売された枚数はブルーノートが50枚、インパルスが25枚、ヴァーブが25枚の合計100枚です。

この時山口さんが強調されたのが、何故今までブルーノートはモノラルの方が音が良くて、インパルスはステレオの方が音が良いか、そのことを言いたくて今回の企画を作ったそうです。

ブルーノートを作ったのはアルフレッド・ライオンです。ブルーノートの音は、録音したのは確かにルディー・ヴァンゲルダーですが、どの様な音にするかを決めたのは、アルフレッド・ライオンです。ブルーノートがヴァンゲルダースタジオで録音を始めたのは、1955年だそうです。その時は勿論モノラル録音でした。

ヴァンゲルダーはアルテックの銀箱1個での再生で、モノラルでのモニターしかしていませんでした。ブルーノートのレコードは、当時主なユーザーは黒人で、アルフレッド・ライオン自身が、自分でセールス活動をして、売っていたようです。ですからポータブル蓄音機しか持っていないユーザーも多かったでしょうし、ジュークボックスで再生されていたような,状態だったと思われます。

ですから当然モノラルできちんと再生されることが条件で、しかもチープな音響装置で、まともに聞こえなければなりませんから、バックとは別にハイライトの演奏者が前で聞こえるように、録音しなければならなかったはずです。そしてそれがまさしく、ジャズのジャズたる所以となった録音であるわけです。

ヴァンゲルダーのステレオ録音は、右にドラムス、中央奥にピアノとベース、左に金管楽器が配置されています。今のステレオ録音で見れば、左右で音が真っ二つに分かれるわけですから、実際のステージからすると、誠におかしな録音という事になります。これはヴァンゲルダー自身が、SP1本のモノラル再生でしたから、その様には聞こえていないし、聞いたことも無かったはずです。ですから本人は少しもおかしいとは思っていなかったことでしょう。

ブルーノートのオリジナル10inchのLPは、中古市場では1枚が20~40万というような価格が付いて、売られています。1950年当時ブルーノートのLPは1回のプレスが500~600枚程度しか作られていないそうです。しかもそれがポータブルプレーヤー程度でしか再生されていないとすれば、程度の良い中古が少ないのは当然のことと思います。

それに対してインパルスは、クリード・テイラーがブルーノートとは違う方向性、つまりまともなオーディオ装置を持っている、富裕層に売り込めるような、もっとHifiな音で録音しようとしました。クリード・テイラーも同様にヴァンゲルダーを使ったのです。

ヴァンゲルダーは、1959年4月までハッケンサックの、自分の家の居間で録音をしていました。その後イングリッド・クリフに全木造の自分の専用の録音スタジオを建築しました。クリード・テイラーはその頃からヴァンゲルダーを使い始めています。

しかしクリード・テイラーは1年でインパルスを辞めてしまいます。その後移籍したのはヴァーブです。ヴァーブはノーマン・グランツが興したレーベルですが、ノーマン・グランツはヴァーブの持っていた著作権を全てマーキュリーに譲渡して、ヨーロッパに遷ってしまいました。クリード・テイラーはヴァーブの後はCTIと言うレーベルを興します。

インパルスは、クリード・テイラーの後はボブ・シールに受け継がれていきます。インパルスというレーベルの最大の貢献者はジョン・コルトレーンです。日本では余りにもコルトレーンの功績が大きいので、インパルス=コルトレーンみたいになっていますが、実際にはもっと多くの演奏家のアルバムを出しています。

アナログ・プロダクションズ社はアメリカのメーカーですから、日本みたいにコルトレーンばっかり等と言うことはありません。ですから自分が知らない演奏家を知るためにも、アナログ・プロダクションズ社のこのアルバムを買うのは悪くないと思います。

当日山口孝さんがかけた曲を紹介します。

1.In a Sentimental Mood/Duke Ellington & John Coltrane
Duke Ellington(p)、John Coltrane(ts)、Aron Bell(b)、Elvin Jones(ds)
Rec1962

2.Yearnin’/The Blues And The Abstract Truth
Bill Evans(p)、Roy Haynes(ds)、Eric Dolphy(as)、Freddie Hubbard(tp)、Paul Chambers(b)、Others
Rec1961

3.I Want a Little Girl/Count Basie And The Kansas City7
Thad Jones(tp)、Frank Foster(ts)、Eric Dixon(ts)、Count Basie(org)、Freddie Green(g)、Edi Jones(b)、Sonny Payne(ds)
Rec1962

4.Go Li’l Liza/Today And Now
Coleman Hawkins(ts)、Tommy Flanagan(p)、Major Holly(b)、Eddie Locke(ds)
Rec1962

5.Three Little Words/On Impulse
Sonny Rollins(ts)、Ray Bryant(p)、Walter Booker(b)、Mickey Rocker(ds)
Rec1965

6.Everything Happens To Me/Dear John C.
Elvin Jones(ds)、Charlie Mariano(as)、Richard Davis(b)
Rec1965

以上です。

この後結局アナログ・プロダクションズ社が出した、ブルーノートの全50枚とインパルスの19枚は購入しました。当時バーブは未だ発売されていませんでしたが、今はもう出ています。しかし価格がブルーノートの時は¥3000以下で買えたのですが、バーブは¥4000台の中頃の値段が付いていて、結局1枚しか買っていません。

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ネットワーク端子台の面取り

Exclusive2251改造シリーズも、ついに最後の大詰めにさしかかってきました。SP端子を交換して、裏蓋の穴を開けた後のバリや、適当に塗ってある樹脂が固まって、平面度が取れなかった面を削り、ネットワーク端子台の交換まで発展してしまった、2251の改造ですが、音がクリアになって、細かい音も良く再生出来るようになり、アンプの音量変化にもリニアに反応するようになりました。

しかし音がクリアになり、細かい音も再生するようになったら、今度は今まで適当に隠れていた、セッティングのいい加減さがモロに見えてしまい、完全に手が抜けなくなってしまいました。

電源コードをインシュレーターで浮かせれば、インシュレーターの面取りをしていなかった粗が出てきて、音の角が立ちました。面取りを終了して一安心していましたが、音を聞いている内に、今度は音が引きつって音に延びが無くなり、余裕の無い音になりました。更にその上に再び音のエッジが立ってくるようになりました。

小音量で聞いている分には問題が無いのですが、音量を上げると直ぐに音が破綻してしまいます。いよいよこれは何とかせねばなるまいと言うことで、再度SPをバラすことにしました。最初は音の引きつりの原因になっている、ネットワーク端子台を、固定している木ねじを外すことにしました。

監視台を固定する時、木ねじの締まり方がちょっときついなと言う、感じがしていたのです。また接続している線の内、何本かの線が短く、かなり無理して引っ張っているような気がしていました。やはりこれらが引きつりの原因だろうと言うことで、木ねじを外したら見事に正解で、引きつりは無くなりました。

しかし音のエッジが立って聞きづらいということは、もうネットワーク端子台の面取りをするしか、解決策はありません。最初は卓上万力を買って、万力で端子台を固定して、フレキシブル・シャフトに、軸付き砥石を付けて削っていましたが、余りにもやりにくいので、今度はヤスリで削ることにしました。

そしたら時間ばかりかかって、能率が悪いこと甚だしいので、再度軸付き砥石を使って、今度は端子台を手で持って削ることにしました。結局はこれで正解で、軸付き砥石で角を荒削りした後、凸凹になった角をヤスリで出来るだけ曲面にして、#400のダイヤモンドヤスリ中研削、最後に#600のダイヤモンドヤスリで、仕上げ研削をやって終了です。

部品を仮組みしたアルミブロック

写真は以前のブログで紹介した、アルミの端子台です。面取りをしていないので、角が全てエッジになっています。このエッジが音に乗って出てくるのです。

面取りした端子台

面取りした端子台です。表面は傷だらけですが、指で触って角のあるところは全て削りました。

面取り工具

順番が逆になりましたが、面取りした工具です。

上から粗加工、一番下が仕上げ用のダイヤモンドヤスリです。更に細かい傷を取るのは、金属磨きを使えば最後は鏡面仕上げまで可能です。私はそこまでやる気は無いので、これで終了です。

さて早速音を出して、音の延びとエッジを確認しました。もの凄く聞きやすくなりました。安心して聞いていられる感じです。夕方6時から始めて、延べで8時間かかって終了しました。

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2007年11月23日ジャズ喫茶キャンディーでのイベント

今日の話しは、2007年11月23日、ジャズ喫茶キャンディーで行われた、山口孝さんの公演の内容です。この記事は2007年11月24日、私がブログでアップした記事を、そのまま紹介しています。

今日は山口孝さんがキャンディーで公演された話です。2004年8月20日に発行された”ジャズオーディオ・ウェイク・アップ”という本の内容に沿って公演されました。この本は2002年4月から9月まで全13回CSデジタル衛星放送”ミュージック・バード”で放送された同名の番組の内容をそのまま本にしたものです。本は都合12回分が収められています。

この本の特徴はオーディオ装置の話を一切しないで、オーディオとジャズを語るという相当至難の技をこなされています。オーディオの話をすると必ず何を使っていますかと言う話が出ますし、皆さんもされると思います。しかしオーディオ装置は同じものを持っても同じ音はまず100%と言っても良い位出ません。その典型的例がベイシーなのですが今回はキャンディーなので、キャンディーの話をします。以前のブログでキャンディーのシステムは書きましたので、重複しますから今回は書きません。

山口さんの講演ではソフトは全てCDです。アルバムの中から1曲だけしかかけませんから不測の事態を避けることと選曲が簡単に出来るためです。3日に一部聞かせていただきましたが無理にLPにする必要もないかと思いました。再生する時の山口さんが要求する音量は尋常ではないので狭い店内でどうなるか、また普段は比較的少ない人数で聞いているので結構ライブ感もあるのですが、20名も入った店内で人がどの程度吸音するか、不確定要素が多すぎるので店のオーナーの方は大変だと思います。

山口さんのこの公演は今回で2回目です。1回目は9月22日に箱根のレイオーディオの試聴室で行われました。この本は大きく分けて2つの要素で構成されています。一つはジャズで演奏される楽器について演奏者も含めた解説が書かれています。もう一つは番組でスタジオを出てオーディオ愛好家を訪問して話をするという趣旨です。この公演は都合3回予定されていてそれぞれ本に出た方達の所で公演することになっています。講演内容そのものは3回とも同じ内容になるようです。最後は2008年2月2日ダイナミック・オーディオのサウンドハウス5Fで行われます。果たしてサウンドハウスの店長がどの様な音を聴かせてくれるのか楽しみです。

公演内容は本の最初の項目、ジャズオーディオとはという話に沿って行われました。ジャズに限らずオーディオと音楽は切っても切れない関係にあります。昔はメディアというものがありませんから、貴族はお抱えの音楽家達を毎日自宅で演奏させていました。一般庶民はその様な贅沢は出来ませんからせいぜい自分で楽器を作って、自作自演しか出来なかった訳です。しかしラジオとかレコードといったメディアが発達することによって、誰でも自宅で一流の演奏家の音楽を聞くことができるようになった訳です。そこに大量生産が出来るようになり、技術も進歩して誰でもがそこそこに良い音が聴けるようにもなりました。

ジャズという音楽は比較的単純な事もあって、オーディオ的には良い音を出しやすいと思います。問題は自分の気に入った音が出せるかどうかですけど、これは何百倍も難しいです。そのヒントを聞くのが今日の公演を聞く目的です。自分がどんな音で聞きたいかを知ることが最も重要な事になります。これがなければオーディオは始まりません。

1.オープニングテーマ曲 CHARLIE ROUSE ”YEAH.” から 「YOU DONT KNOW WHAT LOVEIS」

2.衝動と感動 CHARLIE PARKER ”BEBOP INTO COOL” から 「KO-KO」

3.スウィング COUNT BASIE ORCHESTRA ”Basie in London” から 「NAILS」

4.色彩・ハーモニー・テクスチャー DUKE ELLINGTON ORCHESTRA ”MASTERPIECES BY ELLINGTON” から 「Mood Indigo」

5.ダイナミズム STAN GETZ ”STAN GETZ & BILL EVANS” から 「NIGHT AND DAY」

6.突出性 STEVE GROSSMAN ”OUR OLD FRAME” から 「NEW MOON」

7.ジャズ喫茶のマスターから2曲アナログレコード演奏がありました。アルバート・アイラーとキース・ジャレットですがタイトルは忘れました。

8.ジャズオーディオの王道を行く近年の理想の一枚 JAMES CARTER ”JURASSIC CLASSICS” から 「TAKE THE ”A” TRAIN」

9.クロージングテーマ曲 BILL CHARLAP ”BLUES IN THE NIGHT” から 「DON’T EXPLAIN」

今回ボリューム設定は全てキャンディーのマスターが行っています。山口さんは何も指示はしていないそうです。関係者も入れて30名近く入っていたので、普段にはない環境になっていたと思います。その分通常よりボリュームが上がっていたようです。それぞれのテーマに対して演奏はかなりのハイレベルだったと思います。一カ所だけ気になったのはシンバルの音でもっと多彩な音が出ても良いのかなと思いましたが、これはまだ入れて4ヶ月位しか経っていないDD66000なのでベリリウム振動板がこなれてきていないためで、これが本来の力を出すのはかなり時間がかかると思います。それ以外は全く問題ないです。特に低域の軽くてハイスピードな音はベースもバスドラムも切れが良く、ベリリウムのドライバーがついたスコーカーのスピードに全く遅れることなくついてくるので、実に気持ちよく聞こえてきます。

それと5番と6番ですが、バックのドラムを演奏する人が違います。スタン・ゲッツとスティーブ・グロスマンともサキソフォン奏者ですが、二人とも素晴らしい演奏をしています。しかしバックのドラムがスタン・ゲッツはエルビン・ジョーンズがたたいています。このエルビンの演奏が素晴らしく、演奏全体を前に前に押し出す力があります。しかしスティーブ・グロスマンの方は誰がたたいているのか分かりませんがその力が無いのですね。エルビンのドラムはその力が出ないと聴いた気がしないのですが、実に見事に出ていました。普通の家でここまでだそうとしたら家族中から袋だたきに遭いますが、多少の電車賃とコーヒー代でいつでも聴くことが出来る場所があるので、またその内時間を作って聴きに行きたいと思っています。

DD66000が置いてあるジャズ喫茶はまだ非常に珍しいので、是非聴きに行かれることをお勧めします。なかなか魅力的なSPだと思います。また自宅で大音量で聴くことが出来ない方も一度経験してみて下さい。音楽の持つダイナミズムを感じ取って頂けると思います。写真は色々の方がブログで書かれると思いますので、私は1枚も撮りませんでした。

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電源コード用インシュレーターの面取り

電源コード用の、ウッドブロックにV字溝を切った、インシュレーターですが、エッジの面取りをしなければ、いけないカナーとか思ってはいても、取り敢えず必要性が無ければ、マイッカと言う事で、フレキシブルシャフトを、買ったままでやっていませんでした。

先日ネットワーク用の端子をアルミブロックに代えたことにより、最初は音がマイルドになったのですが、なじんでくる内にドンドン音のエッジが目立つようになってきました。ガット弦のギターがほとんど、スチール弦になるに及んで、ついに重い腰を上げることにしました。

電源ケーブル用インシュレーター

写真の左側が面取りしていないケーブルインシュレーター、右が面取りしたものです。左側の面取りしていない方は、角が立っているので、触った感じはトゲトゲして、余り良くありません。システムを追い込んでいくと、こんな事で音が大きく変わります。

1個か2個でしたら、影響もさほどありませんが、全部で33個もありますから、やはり累積効果は相当なものです。

電気ドリルとフレキシブルシャフト

4500rpmの高速電気ドリルと、フレキシブルシャフトです。このフレキシブルシャフトは、受け口がベアリングになっているので、10000rpm迄使えます。またシャフトは6mmなので、6.5mmのドリルチャックが使えます。

また先端も6.5mmのドリルチャックが着いているので、6mmと3mmの軸付き工具が使えます。コレットタイプ程のバランスはありませんが、ホルダー部分の振動はそれ程ありません。しかし電気ドリルの方は結構振動音が出ますので、下に雑巾を敷いたりして、振動を吸収した方が良いでしょう。

これで色々な先端工具を買って、様々な工作が出来るようになりました。

33個全部やるのにかかった時間は6時間位でしょうか。早速音を出してみました。やはり音のエッジが綺麗に取れています。取り過ぎると音のキレが無くなるので、過ぎてもダメですし、足りないのもダメですし、この辺は感覚で調整するしか無いでしょう。

これでまた暫くは様子見とします。最後の難関は、取り付ける前にやっておけば何の問題も無かった、端子台の面取りです。やらなくて済めばめっけものなのですが・・・・。加工依頼するとき面取りを依頼すれば、自分は手が抜けますが、面取りは工数が多いので、加工コストが跳ね上がります。コストを優先するか、自分の手間を優先するか・・・です。

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11月14日のExclusive2251

11月14日は朝から良く晴れて、しかも風が吹いていました。夜から雨の予報だったので、大豆の刈り取りをするかなと思っていましたが、晴れて放射冷却現象で気温が低く、朝露が降りていて、刈り取りは午後からだった様です。私には呼び出しが無かったので、布団干しだけやって後はオーディオ三昧にしていました。

さてネットワーク端子台を交換して、少しずつ本領が見えてきました。かさついたサラ・ブライトマンの声が、相当緩和されてきました。接地抵抗を下げた効果と相まって、非常に聞きやすくなっています。

全体の音としては、プリアンプのボリュームに対して、リニアに音量が変化します。その感度がもの凄く上がった印象です。KLIMAX KONTROLのボリュームは、1ノッチ0.5db変化します。今までは0.5dbでは変化が良く分かりませんでした。変化を明瞭に感じ取れるのが1db~2dbだったのが、僅か0.5dbでも分かるようになりました。

SP端子や、端子台のガタがエネルギーの幾ばくかをスポイルしていたものと、思われます。また今までは小さい音を明瞭に聴くために、大音量を必要としていた部分もありますが、普通の音量でも聞こえるようになってきました。オーディオ用語で言えば、音がクリアになったと言う事でしょう。

ジェットコースターは乗ったことがある方もおられると思います。ジェットコースターは速くても時速40km~60km程度のスピードです。しかし体感していえるスピード感は、車で走っているときのスピード感とは全く違います。しかし絶対速度(正確には地表との相対速度ですが)は同じです。

人間の感覚は面白いもので、たったこれだけのことで、大変化したように感じ取れるのです。コストにしたら全部で1万数千円です。SP端子まで入れたら10万程度だと思います。これで2251が大変身して、最新型の高剛性高解像度のSPとほぼ同等になれたわけですから、大満足です。

お陰で普段は大音量にする必要が無くなりました。大音量再生するためにオーディオ専用棟を建てたのですが、大音量にする必要が無くなったわけで・・・ンッなんか変。しかしF1マシンで無いと感じられない感覚を、ゴーカートで感じられるとしたら、安いものだと思います。

しかしたまにはポルシェのやベンツの時速300kmの世界も感じてみたいわけで、こんな時はオーディオ専用棟が必要になります・・・何かこじつけ臭いけど。それは置いておいても、オーディオシステムのレベルが、やっと建物のレベルに追いついた感じです。

残った作業はタフピッチ銅と、無酸素銅がごちゃ混ぜになったSP端子を、本来の無酸素銅に戻す作業を来年1月にやったら、当面のオーディオシステムの更新は終わります。オーディオ専用棟を建てて、電気が開通したのが去年の12月末頃でした。やってみたいことを、ほぼやり尽くすのに1年かかりました。良くここまでやったというプラシーボ効果も相まって、まあ自分的には満足がいくかなと思っています。

オーディオの面白さは、自分で考えて、実行してみて、結果が出る。その過程が面白くてやっているのだと思います。SPやアンプを自作されている方も同じです。しかしオーディオの目的は、自分が聞きたい音楽を、自分が聞きたいように聴くためですから、目的と手段が逆転しないようにしないと、いけないとおもいます。

私も元は自作マニアですから、気をつけないと、といつもブレーキをかけています。

オーディオ専用盤の電源工事までは予定通りだったのですが、それ以降のアース棒設置工事、非磁性体への変更、SP改造は全くの予定外です。面倒な作業ですし、リスクもありますし、おまけにそこそこコストもかかる話しです。何も無かったらほぼ絶対にやろうとは思わ無かったでしょう。

やる気にさせて頂いたのは、やはり九州の方々とのオフ会です。わざわざ遠くから来て頂いて、失礼な音をお聞かせするのは気持ちが許しません。それもあってやってきたのが半分、残り半分は自分の興味本位です。お陰で予定外に音が良くなりました。やはり色々な方とのおつきあいも大事です。ご意見も謙虚に聞かないといけませんね。自分の反省も込めて、色々有り難うございました。今後も飽きずにおつきあい頂きますように、宜しくお願い致します。

最後に自身のアルバムにライナーノーツは必要ないと言った、マイルス・デイヴィスが言った言葉で、’Don’t talk about Music,Music is talked by itself’

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Exclusive2251の端子台を入れ替えて

11月12日に端子台を入れ替えたは良いのですが、体中が痛くてくたびれ果てて、さっさと寝てしまいました。翌13日は未明から雨が降ったり止んだりして、天気が安定せず農作業もお休みだろうと言うことで、朝から爆音でシステムチェックをしていました。

最初は問題が起きないように、イージーリスニングを普通の音量でかけて、何も問題が無いことを確認。そこでいつも問題が起きる、サラ・ブライトマンのシンフォニーで、声がどの様に再生されるかチェックしました。

古い端子台

標準で使われていた端子台です。樹脂の台座に金属のプレス加工品がはめ込まれています。何かで固めてあるわけではありませんから、振るとカタカタと音がします。これが良い悪いは別にして、音に乗ってきていました。システム全体としてバランスが取れていれば、音に乗ってきたとしても問題は無いわけですが、SP端子を交換してバランスが変わったりして、やはり問題としては潜在していたわけです。

10月のオフ会の時、はやぶささんから乾いた音という印象を話されていました。この頃のパイオニアのTADは、JBL社の副社長だった方が、引退されてパイオニアで数年技術顧問をされていました。その頃開発されたSPですから、JBL譲りの少々乾いた音がして当たり前と思っていました。

しかしこの端子台を交換してみて、乾燥肌傾向の音はこの端子台が、原因だった事が良く分かりました。アルミブロックにしてウェット肌とは言いませんが、多少は潤いのある肌触りに変わってきたなと、思われます。やはりメーカー品はシステム全体で、きちんと音のバランスを取っているので、何かを変更するとそれの修正がまた必要になってきます。

そんな時は自分の耳しか頼りになりませんから、普段からどんな音で、どんな曲を聴きたいか、しっかり見据えていないと、変化したことを喜んでいるだけになってしまうのかも分かりません。またオフ会をやって、他の方の意見を聞くのも良いと思います。

専用電源工事から始まって、一連の非磁性体化と接地抵抗低減工事で、自分では普通の音と思っていたのが、結局は変化を楽しんでいたわけで、やはり普通では無かったと言う事だと思います。最終的には1周ぐると廻って、音のバランスは元に戻ったと言う事なのでしょう。骨折り損のくたびれもうけだったかどうかは、これからの変化次第です。

これだけやったのだからと言う、プラシーボ効果については、自分的にはありますが、他の方が聞かれたらどうなのかは全く別です。と言ってもこの話は13日の時点での話しです。

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Exclusive2251のネットワーク用端子台を交換

11月12日上げ神社の小祭りの後、ビールと日本酒を飲んで帰ってみたら、アルミプラスさんから依頼してあったアルミの加工品が着いていました。早速取りかかったのは言うまでもありません。

部品を仮組みしたアルミブロック

部品を仮組みした状態のアルミブロック。しかし実際に組んだのは、これから少し変更してあります。アルミの台座はA5052、M4の黒いキャップボルトはRANYという素材の樹脂ボルト、白いのは全てPTFE(テフロン)です。アルミの台座は3mm厚のテフロンワッシャ2枚で浮かせてあります。アルミの台座はアース側端子が直づけしてあって、0V電位にしてあります。他の端子は全て3mm厚のワッシャで、浮かせてあります。

最初は端子台から1個ずつ端子を外して付け替えようとしました。誤配線を防ぐためです。しかしそれでは全くうまくいきませんでした。線が短すぎて届かなかったからです。

仕方が無いのでデジカメでアップ写真を撮った後、端子を全て外して付け替えることにしました。全部で端子台は4個、22端子分の交換になります。14時から始めて、終わったのが21時でした。不自然な姿勢をとり続けたので、背中が痛くて参っています。

置き換えた後の2251

端子台を交換したネットワークユニットです。取り敢えず音は出したのですが、体中が痛いし、取り付けの時動いたSPを正しい位置に戻していません。ざっと聞いた感じでは、音がクリアになったと言うより、音の不要なエッジが取れたという感じです。暫くは電源ケーブル用のインシュレーターの、面取り作業は不要かなと思います。

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11月12日上げ神社の小祭りがありました

11月12日上げ神社の小祭りがありました。私は今年は担当のSUBと言う事での参加です。多分来年は当番が回ってくると思います。宮司は三隅八幡宮より来られます。今年から宮司が代わられました。先代の宮司はちょっと色々ありすぎだったのですが、今度の宮司の方は先代の弟さんで、山口大学の先生もやっておられます。

その為に非常にしっかりされていて、段取りよく全ての行事が30分もあれば終了します。

お飾りを付けた神社

これから神事が始まるところです。祭ってある石のいわれが分かりました。平安時代に菅原道真が京都から九州の太宰府に流されたとき、裏街道としてここの場所を通ったと言う事です。その時道真が休憩のため座ったという石だそうです。

当然今は見ていた人などいませんから、本当に座ったのかどうかは、知るよしもありません。しかしまあ市の教育委員会からお墨付きが出ているようなので、本当に座ったのだろうと思います。地元でも知っている人はいません。学問の神様がいつの間にか、五穀豊穣の神様にすり替わっています。まあ神様なんてそんなものだと思います。

お飾りを付けた鳥居

お飾りをした鳥居です。このお飾りは和紙で出来ていますから、雨が降って風が吹いたらそれでハイお別れよです。10時に始まって10時半に終了、その後は八幡宮担当と、名代、それと私、もう一人経理担当の方と4名で、捕れたばかりの鹿肉で焼き肉をして、ビールと日本酒で一杯飲んで、全て終了したのが2時でした。

それにしても、鹿肉って食べ慣れれば美味しいですね。柔らかいですし、脂身が全くと言っても良い程ありませんし、臭いも癖もありません。売っているところが非常に少ないし、猟師の方も鹿は捕ってもほとんど肉としては売れないので、採取されません。消費者の方も食べたことの無いものは、絶対に買われないでしょうから、売れなくても当然ですが、もし食べることが出来る機会がありましたら、是非食べてみて下さい。脂身の嫌いな方には最高の肉です。

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山口孝さんの本の紹介その3

いよいよ最後にご紹介するのが、”SACD101 JAZZ”という本です。この本は出版に当たり、あちこち今までおつきあいのある会社に、スポンサーになって欲しいという依頼をされたそうですが、全て断られたそうです。

仕方が無いので、自費出版も覚悟されたのですが、結局はステレオサンウンド社が発行をして、無事に本になりました。2009年9月30日発行で、初版本のみです。

sacd101jazz

写真の上は本のケースで、下が本です
ハードブックで、表紙も厚いですし、各ページも厚手の紙を使用して、フルカラーの非常に綺麗なアルバム写真が付いています。

この本が発行されて、買いませんかと言われたときは、正直どうしようかと思いました。理由は何で今更SACDなんだと言う事です。この時は既にLINNはCDプレーヤー市場から撤退を発表していましたし、CDの売り上げも激減し始めていたからです。

SACDもメジャーなところは既に撤退をしていて、ソフトで残ったメジャーはソニーだけです。その後EMIが復刻したSACD等も出しましたが、私はSACD市場は風前の灯火だと思っています。そんなこともあって、何で今更だったのです。

しかしここでは書きませんが、結局は本を手に入れ、中に紹介されているソフトは、かなりの量を実際に購入しました。この本に書かれているアルバムの紹介文は、山口孝さんらしい、非常に熱の籠もった文章で、面白いし読み応えもあります。そういう意味では非常に面白い本なのですが、だからといってお勧めはしません。

理由は、中に紹介されているソフトの多くは、SACDでは手に入らないソフトが多いためです。CDは未だ手に入れやすいのですが、それではこの本を買う意味がありません。この本で紹介されているアルバムは、決してジャズアルバムの決定盤ではありません。あくまで2009年迄にSACDで発売されたアルバムだけです。

以下の文章は、この本を手に入れた当時、私が書いていたブログの記事を転載しました。当時の私の気持ちを書いていますので、話しとして読んでみて下さい。書いたのは2009年10月31日です。

今日ご紹介するのは、山口孝さんが渾身の力を込めて書かれた本、「JAZZ SACD 101」という本の紹介です。山口さんのシステムは長い間SPはパラゴン、プリとメインはJBL、LPプレーヤーはEMT、CDプレーヤーはCD12がメインシステムでした。私は山口さんがSACDプレーヤをお持ちだったとは、この本を知るまでは全く知りませんでした。持っておられるSACDプレーヤーはSONY製のSCD1だそうです。決定されたのは本によると2008年秋だそうですから、いまから1年前になります。しかしSCD-1はSONYの報道資料によると、発売は1999年5月21日、当時の価格で50万でした。山口さんが買われたときは既にSONYがSACDのハードウェア市場から撤退していたときだと思います。現役でもない機種を買われた理由は、ひとえに山口さんの耳がそうさせたのだと思いますが、これを読んだ方が真似をしようなどと考えない方が良いです。理由は極めて簡単で、光学プレーヤーはアナログプレーヤーと同じで、ピックアップの寿命が必ずあるからです。

ピックアップ部分の交換は容易ではなく、素人が何とか出来るような代物ではありません。ましてやSACD等となったらメーカーがメンテナンスを放棄した時点で、その製品は寿命が来たら自動的に廃棄処分にせざるを得なくなるからです。法律で定められたメーカーのメンテナンス部品のストック期間は6年ですから、それを過ぎれば後はそのメーカー次第と云うことになります。LINNもCD12のピックアップ部分の半導体が製造中止になった時点で、CD12の新規生産を中止して、メンテナンス用のストックに絞り込んでしまいました。SONYも会社は日本の企業ですが、実質的には外資ですから、その辺の考え方がもの凄くドライになっているようなのですね。価格COM等の書き込みを見てもSONYのサービスは必ずしもほめられたものではありません。

山口さんが書かれた本の冒頭で、1999年5月に誕生したSACD、初めて腰を据えて聞いた後、その感慨たるや、CDデビューは、このレベルになるまで、待つべきではないか、と言うものであった、と書かれています。これと同じ話をいつだったかはもう忘れてしまいましたが、オーディオ雑誌に書かれた方がおられました。私が昔勤めていた会社の先輩だった方が、大変なジャズマニアで、その当時数千枚のLPを持っておられました。しかしCDが出たとき2/3を売り払って、CDに買い換えられました。私は勿体ないなーと思ったのですが、引き取ったところで置き場所がないので、諦めていましたが、今考えると田舎に送り返してでも引き取るべきだったかなとか考えても、もう後の祭りです。本の中でLPがCDに勝てたのは音が良いところだけで、後は全て負けであったと書かれていますが、CDで聞く分にはその通りで、CDのデータがアナログに追いつけるようになったのは、LINNからDSが出るまで待たなければなりませんでした。

本の中で山口さんがアナログがCDに負けた理由について考察されています。CDプレーヤーと、アナログプレーヤーを単純に同じ価格帯で比較した場合、CDの方がずっと簡単に良い音が出るのです。アナログがCDに勝てるのは、あくまで使う方の技量に依存していて、私が使用しているLP12に限らず、アナログプレーヤーを使いこなすのは、ほとんど職人の域に近い技量が要求されます。CDが出た当時山口さんは、こんなに音が悪くて、本当にCDの将来はあるのだろうかと思ったそうですが、案に相違してCDはLPを駆逐してしまいました。何故なのでしょうか、山口さんが書かれているとおり、アナログを使いこなしていた人がほとんどいなかったと言うことなのでしょう。今はアナログプレーヤーが再び売れていますが、販売店で時々中古で高級なアナログプレーヤーが出てくることを見ても、使いこなされている方がどれほどおられるのか・・・まあ私が心配しても仕方がないので、これで終わりです。

私がこの本の執筆の話を知ったのは、今年の初め頃だったと思います。その時に思ったのは、何でCLASSICではなくJAZZなのかでした。JAZZのSACDは復刻版を含めて発売が極めて少なく、発行枚数も非常に少ないので、廃盤になった途端に手に入れるのが非常に難しくなります。ですから本が出たときは大半のSACDはほとんど手に入らなくなるだろうと思っていました。山口さんは本の中でSACDの素晴らしさはハーモニーの豊潤さにあると書かれています。ハーモニーはCLASSICの専売特許で、JAZZで???、何故という思いはありました。しかしシステムの調整が良くなればなるほど、JAZZで豊潤なハーモニーが再生できると言うことですので、また新たな展開が出来そうです。

本では伊藤八十八さんの主催するレーベル、eighty eightsから16枚が取り上げられています。ここのレーベルのアルバムはどれも演奏レベルが非常に高く、しかも録音が半端でなく良いと言うことで、一も二もなく推薦します。全てハイブリッドですから、普通のCDプレーヤーでも再生が出来ますし、DSで再生することも出来ます。本はハードカバーで、ハードケースに入っています。税別で¥3619、ステレオサウンド社から発売されていますので、興味のある方は是非買って読んでみて下さい。紹介されたアルバムは全てフルカラーの写真入りで、山口さんの入魂の解説が入っています。解説を読むだけでも充分に楽しめます。私もその内にボチボチと手に入ったら買おうと思っていますが、無理にSACDに拘ることは無いかなと、これは山口さんの本の意志とは合致しませんが、手に入らないものに拘る必要は無いと思っています。とにかく聞く方が先です。山口さんが書かれているとおり、この本はJAZZ特選盤101ではありませんので、そのつもりで読んで下さい。

最後に山口さんの愛機は最初に書いたとおりですが、SACDを聞くときはプリがLINNのKLIMAX KONTROL SE、パワーがKLIMAX 500 TWINに切り替えて使っておられるそうです・・・参考までに。

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11月11日大豆畑の雑草刈りをしました

11月11日サチユタカと言う品種の大豆畑の雑草刈りをしました。畦畔地の草刈りは各担当が決まっているので、大豆は自分の都合に合わせて草刈りをすれば良いのですが、畑の中は組合員全員の仕事になります。

除草剤は種まきの時1回しかしません。後は花が咲く前に中耕管理機で、畝端の草を刈るだけなので、どうしても刈り取る頃には草某々になります。少々の草は大豆コンバインで刈った時、そのまま排出されるだけなので、残しても関係ないのですが、種をコンバインでばらまくことになるので、翌年以降が大変になるのと、青い草を残すと草の汁で豆が汚れて、色彩選別機で不良品になってしまいます。

そんなことで、畑の中の草を刈っています。サチユタカの栽培面積は3ha強なので、8人でやるとほぼ1日で終わります。しかし11日は私は娘が東京から帰ってくるので、11時までしか出来ず、他の方も都合の悪い方が出てきて、予定通りには行きませんでした。

しかも11日の天気予報は晴だったのですが、1時頃から急に雨が降り出して、この日は半日しか仕事が出来ませんでした。12日はまた三隅の八幡宮から宮司が来られて、上げ神社のしめ縄にお飾りを付ける行事があって、3人がそちらに抜けてしまうので、更に仕事が遅れます。

また11日は予定外の雨が降ったので、豆が濡れてしまい大豆の刈り取りがまた遅れてしまいます。まあ大体いつも予定通りには行きません。今年の大豆はいつになく好調のようで、毎年鹿の被害に遭うのですが、今年はほとんど食べられることも無く、虫もそれ程のことも無く、花が少なかった割には豆が良く出来ています。

今年は従来通りで受け取れる最後の、転作奨励金になるので、収穫が多いと米の不作の分を、かなり取り返すことが出来ます。そうすると将来にわたっての、積み立て準備金として、内部留保出来ます。内部留保が1年分の売り上げと同額になれば、全くの不作で収穫が半分になったとしても、借金せずに次の年も耕作が出来ます。

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2008年10月3日山口孝さんの公演会

山口孝さんの公演その2は、2008年10月3日に行われた、インターナショナル・オーディオショー、LINNのブースです。表題はご自身の著書”音の匙”補遺です。

2008年には既にLINNからネットワーク・オーディオ・プレーヤー、KLIMAX DSが発売されていましたので、当然これを使用してです。この時山口さんが言われた言葉が、CD12は音の核が見えると言われましたが、DSは時速300kmで全周が見えるでした。この当時こんな表現をされた方は、どなたもおられませんでした。

LINN KLIMAX DSは2007年のインターナショナル・オーディオショウで、LINNが発表した最大の目玉です。この時はLINN UKから開発責任者だった、現社長(当時は開発責任者)だった方が来られて、直接説明されました。しかし私が最初に感じたことは、何を今更LINNはわざわざDACなんか出してきたのだろうでした。

LINN UKの方の話しも今一開発した動機が、良く分かりませんでした。ソフトも使い勝手が猛烈に悪かったですし、会社や自宅のLANの構築は自分でやっていたので、多少は知識がありましたが、内容の細かいことまでは全く知りません。LINNの方が一番強調されていたのが、CDプレーヤーでデータを拾うデメリットでした。

CDプレーヤーは音楽データを、リアルタイムで拾うために、どうしても読み取りが100%にはなりません。しかしデータをリッピングすれば、100%拾い出せる、だから音が良いという説明でした。その当時ハイレゾのソフトは1本もありませんでした。

DSを使うメリットは、ハイレゾの音楽データを扱えることです。16bit44.1khzのCDデータより、24bit48khzでも音は確実に良くなります。しかしその当時は手に入れる方法もありませんでしたから、LINNとしては本質では無いにしても、CDリッピングのメリットを強調するしか無かったと思います。まあ今でもその状況は大きくは変わっていません。

その翌年の公演で山口さんが言ったのが、時速300kmで全周が見える機器と言うことです。しかし山口さんは自身では、今でもDSを所有されてはいません。ご自分はアナログプレーヤーは既に手放されて、CDはCD12、SACDはSONYの最初期のSACDプレーヤーである、SCD1を使っておられます。

私はこのSCD1の音は何度か聞いたことがあるのですが、山口さんの家で聞くSCD1の音は、全く別次元の音だそうです。この話を聞いてSCD1を中古で買われた方がおられるのですが、結局は買い換えられました。

それでは山口さんの公演の時、かけられたソフトを紹介します。

1.WILLOW WEEP FOR ME/REUNION
STEPHANE GRAPPELLI(vn)、MARTIN TAILOR(g)
Rec1993 LINN RECORDS

2.EMILY/REUNION
MARTIN TAILOR(g)
Rec1993 LINN RECORDS

3.RECUERDOS DE LA ALHAMBRA
ANDRES SEGOVIA(g)
Rec1972 EMI

4.RECUERDOS DE LA ALHAMBRA
ANDRES SEGOVIA(g)
Rec1954 DECCA

5.THE ART OF FUGUE
HELMUT WALCHA(org)
Contrapunctus I/VI/VII/A4-Rectus/A4-Inversus/Fuga(Unfinished)
Rec1956 ARCHIV
Fuga
Rec1970 ARCHIV

最後のフーガは同じアルバムの、録音年代の違いによる、音の違いを出すためです。この時の感想は残念ながら、自分で何処にもメモを残していないので、全く忘れてしまいました。

LINN RECORDSが出したREUNIONはCDしかありませんが、大変録音も演奏も良いアルバムです・・・・が手に入れるのは結構大変でした。初回発売だけでそのまま廃盤になっています。またダウンロード販売もされていません。

ステファン・グラッペリと言う人は、フランスのギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトと組んでいた人です。山口さんはこの方と直接話をしたことがあるそうで、その時の話しが”音の匙”に書かれています。

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11月8日笠本県議が、上げの公会堂に来られました

11月8日上げの公会堂に、山口県議会議員の笠本さんが来られました。最大の目的は次回行われる県議会銀選挙のためですが、訪問目的は県議会の報告です。もう一つは地元住民の、様々な問題を聞くことです。

私は子供の頃からの転居族で、同じ場所に5年を超えて住んでいたことが、ほとんどありません。一番長かったのはさいたま市に住んでいたときで、同じ公団住宅に10年いましたが、これは例外中の例外です。その当時一番身近な市議会議員が、月に1回以上最寄り駅で立ち会い演説や、ビラ配りをしていました。

国会議員の方もおられましたが、基本的には選挙の時だけで、何処かの集会所で地元の話を聞くなんて事は無かったです。まあ自治会にも入っていませんでしたから、そんな呼びかけもありませんでした。私自身はあまり政治には関わりたくない、と言うのがあるので出来るだけ裂けてきました。

しかし田舎に帰ってみると、様々な補助金を使った、地域維持のための活動をやらざるを得なくなりました。そうなるとどうしても政治と関わらざるを得なくなりそうです。

今回笠本県議による、県議会報告で、長門市から下関への高速道路建築の話がありました。既に予算が付いて土地の買収も始まるようです。来年度には一部の工事が始まるかも分かりません。この長門市を含めた山口県の山陰地区は、山口県議会議員47名中、萩市2名、長門市1名、下関市の北の方から1名と4名の議員しかいません。

ですから、かなり頑張らないと、日本海側は県議会の中でも忘れられた存在になってしまいます。それにしても行動力と、パワーは若さもありますが、凄いですね。

山陰高速道は現在萩市と、旧三隅町の間は開通していて、現在は無料で通行が出来ます。下関間が開通したら、恐らく有料になると思います。その時利用者がどうなるかでしょうね。長門市や萩市に産業を誘致しようとしたとき、一番指摘されるのが、物流のための基盤がどうなっているかです。今まで日本海側にはほとんどまともな産業が無かったので、若者はほとんど地元に残ることがありません。

一旦出ていってしまうと、自分で仕事を見つけて、家を建てると、戻る人はほとんどいなくなります。農業を手伝うこともありませんから、農業に全くなじみが無いので、戻って農業をやろうなんて人はいなくなるのが、普通なのです。それがあるので、法人を立ち上げても、後継者の当てが付かないという事情に結びつくのです。

ですから高速遠路が整備されて、産業の誘致が出来れば、政策としては大成功なのですが、高速遠路は逆の問題も起きます。交通が便利になったことで、人が出て行きやすくなったり、簡単に日帰りが出来るので、人が通過するだけになってしまうことです。その様なところが、日本のあちこちにあり私もそれを見ています。長門市がそうならないためにはどうすれば良いか、住民にとってもそう遠くない内に、切実な問題になりそうです。

最後に質問や要望事項の話がありました。
1.住む人のいなくなった空き屋問題が出ました。若い人が出てしまって、残った年寄りが亡くなった後、空き屋になって地域の景観が悪くなる問題です。解体は基本個人のことなので、公に何か出来るわけではありませんが、今は解体に当たって市から補助金が、少しですが出るようです。

2.上げに小学生が2名いるのですが、国道に信号機が無いために、大回りして学校に行かないといけない。危険でもあるので歩行者専用の信号機を付けて欲しい。これは国道なので、萩にある国道事務所に陳情して頂くことになりました。

3.山に溜め池が2カ所ありますが、年々水不足が深刻になっているので、溜め池の浚渫をお願いしたい。現在は上流側に埋まった砂防ダムの新規設置工事をやっている。県議が日を改めて、実態の見聞に来ますと言う事になりました。

4.上げと沢江にある4カ所の溜め池から、今は川と水路を使って配水しているが、効率が悪いのでパイプで配水出来ないか、検討をお願いしたい。また折角水田に水を入れても、畦からの水漏れが多いので、根本対策(例えばコンクリで圃場を囲む等)検討をお願いしたい。

等々でした。今すぐ何とかという事は出来ないでしょうが、将来にわたって、国とも連携して実現出来ないか検討したい。とまあこんな感じでした。人口が少ないこともあって、この様な集会もやりやすいと言うこともあるでしょうが、やはり選挙の時だけ候補者を立てて、大慌てで党を組んだり、都会地ならいざ知らず、田舎で野党が勝てる事はおぼつかないなと思いました。

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山口孝さんの本の紹介その2

今日ご紹介する本は”音の匙”です。前回のブログで少し触れましたが、この次に書こうと思っている記事では、この”音の匙”という本の内容を補完する話しなので、どうしても本の紹介を先にしないと、話しが先に進まないためです。

音の匙

発行は2007年2月20日、ステレオサウンド社です。増刷は多分されていないと思います。元々自主出版されるつもりで、本を書かれていたそうです。しかしステレオサウンド社がそれを知って、発行元になったと言う事です。

山口孝さんの経歴は非常に複雑で、全部の説明はご本人しか出来ないと思います。私が知っている範囲で書きますと、若いときはジャズピアニストを目指していたようで、新宿にあったジャズクラブでも演奏していたそうです。録音は残っていません。その後はギター演奏に転向されたようですが、結局はプロになることは断念されたようです。

その後東京にあるオーディオ店、ダイナミックオーディオでも仕事をされていたようです。その関係で厚木店長とも親しく、厚木店長主催の試聴会にも、度々出てこられて公演されています。

その後はアメリカにある日本大使館でも仕事をされていたようで、英語はかなりのレベルです。しかしご本人が書いていますが、かなりディープな話になると、流石にご本人の英語力では、自分の思いは伝わらないとのことです。最近は英語で話す機会も減って、かなり英語力も落ちてきたと、公演の時話しをされていました。

山口孝さんは、ご本人が一時期プロのミュージシャンを目指されていましたし、演奏者の魂を聞きたくてオーディオをやっておられる位ですから、音楽とオーディオ機器の能力に関しては、並々ならぬ関心を持っておられます。面白いのはハードに依存しない、音楽の演奏をされていることです。それがハードを語らずにオーディオを語ると言う、非常に難しい・・・ご本人からすればまっとうな・・・事を続けられている理由だと思います。

さて”音の匙”ですが、山口孝さんが、自分が若かったときの体験を綴ったエッセイです。当然全て音楽が絡んでいます。ご本人が音楽を聴くために、演奏者の魂を聞くために、本物の生の演奏を聞くために、世界各地まで出かけた話しです。

実に生々しく本に書かれています。一般的にエッセイ本は、本に取り上げられている本人が書いたものでは無く、誰かコピーライターに依頼して、書いてもらったような本ばかりなので、内容が薄っぺらいものが多いのですが、この本実に内容が濃いのです。濃すぎて読みにくい人も多いかも分かりません。それもあって初版だけで、増刷もされていないと思います。

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農業法人の人材確保、検討会

11月7日山口県集落営農法人連携協議会主催で、人材確保と育成というテーマで、研修検討会が開催されました。場所はJA山口中央 本所です。参加者は、法人協に加盟している各農業法人と農業大学の在校生です。

提供話題としては、JA山口中央会の方が農業大学に赴き、在校生の農業についてどう思っているのか、卒業後の希望進路、、集落営農法人がどういったものか、等を説明して理解してもらう、アンケートを取った結果等を発表されました。

次に農業大学で教鞭を執っておられる方が、農業大学は何をやっているのか、在校生の進路希望などについて、説明をされました。

3番手は中小企業診断士の方で、集落営農法人で実際に若い人を雇用した場合、どの様なことをしなければいけないか、将来展望、仕事の具体的内容、コミュニケーションの必要性、等々起きそうな問題を具体的に示して、対処方法について説明がありました。

JA山口中央 本所

JA山口中央 本所の建物です。場所は山口市にある維新運動公園前です。周囲には自動車販売会社がたくさんあります。

会場内

会場の中の様子です。かなり大勢の方が来られていました。

次に3法人の理事の方が、具体的に集落営農法人がどの様な構成で、具体的に何をやっているのか、法人の目指す方向性等について、詳しい説明がありました。

最後にパネルディスカッションで、法人の方2名と、農業大学の先生、中小企業診断士の方が、壇上に上がられて色々やりとりをされていました。そして農業大学の在校生から質問事項を出してもらって、それに対しての法人側の説明不足を補う、と言うような質疑応答がありました。

今の農業大学の在校生は、70%以上が非農家の方で、農業高校を出ている人も50%を切っている状態だそうです。4年制大学を卒業した後、農業大学に入ってくる人もいますし、社会人になった後、農業を目指す人もいます。

今までは実家の家業を継ぐために、農業大学に入る人が多かったのですが、今は非農家の人が圧倒的に多いので、まず就農先を特に選ばない傾向が強いそうです。また就職先としては、営農法人を希望する人も多くなったそうです。

営農法人の側としては、高齢化がドンドン進み担い手が少なくなって、将来継続させる事への不安、農業をやっている人の子供が戻って来て、就農する事を当てにしていた人が、全然ダメになった話し、等々法人側の問題点も指摘されました。

また就農する人も、今までは独立志向が強かったけれど、今は法人に残りたい人も多くなっているそうです。法人が若い方を雇う際に問題になることが、給与や社会保障、年金などの待遇面をきちんとさせておくこと。就業規則を作る、住む場所の確保、1年を通して仕事が出来るように、単一作物では無く、栽培品目の多角化、天候に左右されないように、ハウス栽培の取り入れ、責任を持った仕事が出来るように、仕事内容を明確にする。等々法人側に求められることも数多くあります。

法人も年寄りばかりですと、どうしても先が見えてしまい、積極的に何かをすることに対しては、後ろ向きな話しが多くなります。しかし若い人が入ってくることにより、前向きに物事を考えるようになるし、事業継続に当たって、長期的な戦略も立てられるようになります。

猫の目のようにくるくる変わる、国の方針に惑わされたり、振り回されたりしないように、補助金に頼らない経営も必要になります。販売も農協に頼ること無く、自分で作ったものは自分で販売する、取り組みも重要になってきます。農業は確かに個人でも出来ますが、やはり地域に根ざした形で、組織的に経営した方が遙かに効率的ですし、色々なことに挑戦もしていけると思います。

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2006年10月20日山口孝さんの講演会

山口孝さんの公演は、インターナショナル・オーディオショー、ダイナミックオーディオでの厚木店長の試聴会、ジャズ喫茶キャンディーで聞いたのが全てです。記事は日付が書いてあるのは、その通りですが、日付の無い記録もあります。しかし大体2006年から2011年の間だと思います。

最初は2006年10月20日、インターナショナル・オーディオショー、LINNJAPANでのブースであった、公演です。この時はLINNのトップエンドのCDプレーヤーCD12とLP12を使っての再生でした。

山口孝さんの自宅のシステム、私は全く聞いたことはありませんが、聞いた方の話しでは本当に凄いそうです。これはその道のプロの方達が同じように言われるので、間違いは無いと思います。

さてこの時の、山口孝さんの公演テーマは”BASS ON TOP”です。つまりベース(コントラバス)という楽器は、単に低音楽器と言うだけでは無く、音楽のベースを成すリズムと、ハーモニーの二つの役目を同時に出来る楽器なのです。ジャズでは極めて重要な楽器で、これがまともに再生出来るかどうかは、ジャズをスイングさせることが出来るかどうかの、死命を制すると言っても過言ではありません。

それくらい重要なのですが、その反対にこれを再生させるのは、もの凄く大変です。アンプやSPの物理特性をいくら良くしても出ません。山口さんは良くダメな再生を称して、ペンペンベースという言い方をされます。つまりベースの胴鳴りが再生されていなくて、弦を弾く音だけが聞こえている状態です。

それをCD12とLP12を使って再生させようという目論見です。確かにLINNはDSを初めとして、アンプやプレーヤーは全く問題ないのですけど、後は個人的趣味の問題です。最近のLINNの音は聞いていないのですが、かなり良くなっているのでは無いでしょうか。

当日かかった音楽を最後にご紹介しておきます。山口さんが公演でかけたアルバムで、おかしな演奏のものは全くありません。もしおかしくしか聞こえないようであれば、自分のシステムの見直しが必要になるので、そういう意味では良いチェックディスクになります。参考にしてみて下さい。

1.ADAJIO IN G MINOR/ADAGIO D’ALBINONI
GARY CARR(b)、HARMON LEWIS(org)
Rec1981 KING

2.PITTER PANTHER PATTER/DUETS
JIMMY BLANTONG(b)、DUKE ELLINGTON(p)
Rec1940 BLUEBIRD

3.PITTER PANTHER PATTER/THIS ONE’S FOR BLANTON
RAY BROWN(b)、DUKE ELLINGTON(p)
Rec1972 PABLO

4.AUTUMN LEAVES/PORTRAIT IN JAZZ
SCOTT LAFARO(b)、BILL EVANCE(p)、PAUL MOTIAN(ds)
Rec1959 RIVERSIDE

5.EMBRACEABLE YOU/DISTINGUISHED FRIENDS OF CELLO VOL1
GARY PEACOCK(b)
CELLO ACOUSTIC

6.WHAT LOVE/MINGUS PRESENTS MINGUS
CHARLES MINGUS(b)、ERIC DOLPHY(bcl)、TED CURSON(tp)、DANNIE RICHMOND(ds)
Rec1960 CANDID

7.PERDIDO/MINGUS AT CARNEGIE HALL
CHARLES MINGUS JAM SESSION
Rec1974 ATLANTIC

2番目は基本的にはSP盤なので、編集されて再発売されたLPや、古いエリントンの録音を集めたCDには時々入っているものがあります。探すのは結構大変です。しかし再生はもっと大変です。チャレンジされる方は頑張って下さい。

3番目は運が良ければ手に入りますが、LPは国内盤でも結構高いです。

5番目は、もう会社が存在していませんが、Celloと言う米国の会社が新規に立ち上がったとき、立ち上げたマーク・レビンソン氏が、自宅で録音したCDをデモ用に、販売店に配布したもので、非売品です。録音は余計な処理が全くされていないので、CDとは思えないクリアで、驚く程の情報量です。

製造でも作れば出来ると言う事なのでしょうが、量産品(何百万枚もプレスする)で全部の製品の性能を、均一に維持することはやはり困難なのだと思います。悪く言えばユーザークレームが来ないように、ボトムネックに合わせて音造りをしてある、と言う事なのかも分かりません。

以上です。

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インドの薬草アシュワガンダのその後

アシュワガンダの種を5月に蒔いてから、早半年経ちました。種まき用のポッドから、鉢に女房が植え替えてくれて、その後1回ブログにアップしましたが、それっきりになっていました。私も稲の方が忙しくなって、それっきりほったらかしにしていました。その間は女房が鉢に水やりだけは、やってくれていました。

鉢に植えたために、草の高さはそれ程成長していません。この草2m位まで育つそうなので、大きな鉢に植え替えるか、路地に切り替えないと、現状以上にはなりそうもありません。現状は15cm程度しか伸びていません。

アシュワガンダの蕾み

アシュワガンダの蕾です。この草面白いところは、花が咲く時期がバラバラで、普通の草花のように一斉に咲きません。

アシュワガンダの実

花が受粉して実がなったところです。まだ外側の殻を被っています。

アシュワガンダの皮がはじけた状態

ちょっとピンぼけですが、外側の殻がはじけたところです。いつ頃種が取れるのかは、経験が無いので全く分かりません。

この草を最初12のポッドに種を蒔きました。蒔いた種は20粒程でしょうか。その内8つのポッドで芽が出ました。それを全部鉢に植え替えたのですが、結局根付いたのが4鉢でした。4鉢の内葉っぱを虫に食われたのは、ほんの数枚で後はほとんど虫に食われていません。

最初に薬草だから、多分虫に食われることは無かろうと思ったのですが、まあ虫もこの草は未経験ですから、食べてみたのだと思います。ところが余りにまずかったのか、その後は虫も寄りつかなくなったのだと思います。

6日に枯れた部分を取り除いていたとき、誤って折ってしまった新芽の部分を、食べてみました。インターネットで苦いと書いてあったのですが、それ程の苦さは感じませんでしたが、やはり薬草ですから、食べた後の食感は普通の野菜とは全然違います。多少口の中にずっと味が残る気がします。

まあ取り敢えず即死することは無かったので、これで1週間何事も無かったら、食べても大丈夫と言うことだと思います 爆。

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山口孝さんの本の紹介

今日ご紹介する本は、山口孝さんが書かれた本です。この記事の本文は、2007年5月7日に一度私のブログでアップしたものです。記事の後に今の状況を反映して追記します。

jazz audio wakeup

今日紹介する本は”ジャズオーディオ・ウェイク・アップ” 山口孝著 誠文堂新光社刊です。2004年に発行されました。私がこの本を知ったのはイルンゴオーディオのHP(ホームページ)で紹介されていたからです。オーディオ装置のハードを語らずにオーディオを語っているという紹介文に興味を持ったからです。

本の内容は、衛星配信されている有料の音楽番組で、山口孝さんが担当された番組を、コピーして本にしたものです。本から音は聞こえませんが、文章から音が伝わるような、そんな素晴らしい文章です。

オーディオを語るときは、大体そこにスピーカーがA社の1型で、アンプがB社の2型でと必ずハードの名前が出てきます。私のブログもご多分に漏れずその様な書き方をしています。しかしこの本はその名前が一切出てきません。全て音楽だけでオーディオを語っているという希有な本なのです。

山口孝さんのプロフィールですが、1952年東京都の生まれで10代はクラシックギタリスト、20代がジャズピアニスト、1994年から写真家、文筆家としてスタート、無線と実験誌、ステレオサウンド誌、レコード・コレクターズ誌にエッセイ、音楽評論等を連載されています。

ご自身のシステムはスピーカーがJBL DD44000WXAパラゴンに、プリアンプがJBL SG520です。CDプレーヤーはLINN CD12とのことですが、私はそれ以上のことは知りません。

最近ではタイトル”音の匙” ステレオサウンド刊 を2007年3月に出されています。山口孝さんの基本的姿勢は音楽(演奏者)の魂を聞くと言うことです。天才が持っている狂気の部分を再現するために大型システムを使って大音量で再生する必要がある、ということです。これはベイシーの菅原さんも似たような事を言われていて、とにかくドラムのリムショット1発で後ろに仰け反る位でないと本物ではないそうです。

しかし賃貸マンション住まいの身としては、ひっくり返っても不可能なので、そうしたらJAZZは聞くなと言うことになってしまいます。しかしたまにバディーリッチ等をちょっとだけ大音量でかけてみると、やはり小音量では後ろに仰け反れないことが良く分かります。やはり山の中に1軒家を建てないとダメなのでしょうか。後は地下に潜るしかないでしょうね。出せる人がうらめしい・・・もとえ うらやましいでした 笑。

当時書いたブログです。当時の心境が良く分かるので、そのままアップしました。現在は既に好きなだけの大音量での再生が可能になっていますし、当時の音質とは全く比較にもなりません。部屋もかなり音響を意識して設計しましたし、電源環境に至ってはやりたいことは全て、やり尽くしました。

本の内容は、ジャズで使われている各楽器を、楽器毎に世界でもトップアーティストを、紹介しています。そのアーティストの演奏した演奏を録音したアルバムも、紹介されています。演奏者がどの様に演奏したかを、本を読みながら想像して、その演奏に少しでも近づけるように、自分のシステムを調整出来れば、と思っています。

本に書かれているソフトは、かなりの量を手に入れました。そこで山口さんの書かれているような、音が実際に出ているか、音楽はどうなのか。音楽を文章で書くのは非常に難しいし、実際には聞いてみないことには分かりません。その実践がオーディオ試聴会です。次回からはその話しをアップします。

最後にこの本は後日改訂版が出ています。内容はほとんど違わないと思います。改訂版は”ジャズオーディオ宣言”です。

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「別れの朝」2題

1970年代にペドロ&カプリシャスというグループが、大ヒットさせた曲に「別れの朝」という曲があります。1971年前野曜子さんがペドロ&カプリシャスというグループに入団して、大ヒットさせました。

このシングル盤(EP)は持っていません。その後アルバムが発売されました。1971年と言うと私が大学に入ったばかりで、小遣いは全てアルバイトで稼いでいましたが、理科系に在籍していましたので、1週間の内授業の無い時間は、僅か数時間しか無いので、アルバイトは全て春、夏、冬の長期休暇時のみでした。

その頃のアルバイトの日給は千数百円でしたから、30日間働いても4万程度でした。その頃の大卒の初任給も5万~6万程度でした。LP1枚は¥2000~¥2500でしたから、決して安い買い物ではありません。

なので残念ながら私は発売当時は買っていません。その後どうしてもペドロ&カプリシャスの「別れの朝」を聞きたくて、ペドロ&カプリシャスのベストアルバム”夜の紅茶”を買いました。このアルバムのヴォーカルは高橋真梨子さんです。

これはCDで購入したのですが、私は不覚にもペドロ&カプリシャスのヴォーカルは、ずっと高橋真梨子さんだと思っていたのです。このグループのヒット曲には、「5番街のマリー」、「ジョニーへの伝言」がありますが、このヒット曲は全て高橋真梨子さんが歌ったものです。前野曜子さんという歌手を全く知らなかったので、てっきり「別れの朝」も高橋真梨子さんが歌ったものだとばかり思っていたのです。

高橋真梨子

高橋真梨子さんが所属していたときのペドロ&カプリシャスのベストアルバム、”夜の紅茶”のCDです。

実際に”夜の紅茶”の中にも収録されていますが、アルバムの一番最後に入っています。その後インターネットでなにげに調べていたら、「別れの朝」のオリジナルは前野曜子さんだと言うことが分かったのです。その後ほとんど忘れていたのですが、ある日ヤフオクを見ていたら、オリジナルのLPを見つけたのですが、落札出来ませんでした。

その後は諦めていたのですが、AMAZONを先日見ていたら、”別れの朝”のLPがリマスターされてCDで発売になっていました。和製ポップスはLPで持っていてもほとんど聞かないので、DSで聞けるCDの方が私的にはありがたいのです。早速購入してみました。

前野曜子

前野曜子さんが所属していたときのペドロ&カプリシャスです。
早速リッピングして聞いてみました。録音はクリアだし中々良いです。

1曲目が「別れの朝」です。声が出た途端、これこれ、ラジオで聞いていた曲です。高橋真梨子さんも歌がうまいのですが、この「別れの朝」はやっぱり、前野曜子さんの曲です。それにしても前野曜子さんって本当に歌がうまいですね。ちゃんと聞いたのはこれが初めてなのですが、流石です。

書くべきかどうか迷ったのですが、インターネットで調べれば分かることなので、一応書いておきますと、前野曜子さんはお酒が大好きだったそうです。その為に前の晩飲み過ぎて、翌日のコンサートをすっぽかすことが何度もあり、グループを出ていくことになったそうです。その後も結局酒からは離れられずに、肝臓を壊して亡くなりました。

蛇足です。別れの朝のアルバムCDを聞いていて、何となく普通のCDより音が良いなと思っていたら、何とリッピングの時24bit 44.1khzでやったようです。dbパワーアンプを使って、リッピングすると、普通のCDでも24bit 44.1khzでリッピングが出来ます。この方が良いときもありますが、何となく不自然さを感じるときもありますので、どちらが良いかはケース・バイ・ケースです。

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Exclusive2251内部改造計画

ブログに書いても、どなたも真似をされる方はおられないと思いますので、2251の内部の写真をアップします。

2013-10-25・2251内部写真

特注のSP端子を取り付けたときの、内部写真です。この時は既に端子の当たり面の、研磨は終わっています。端子の周囲の白っぽくなっているところが、研磨したところです。内部配線はテフロン被服の単線(SPケーブルと同じもの)を使っています。

これを眺めていて、ネットワークユニットに使っている、端子台がオリジナルのSP端子台と、同じ構造だなと思い始めました。この端子台の金属部分は、磁性体かと思っていたら、非磁性体でした。材質は分かりません。しかしボディーはプラスチック製で、やはりかなり振動していると思われます。

これをアルミブロックの削り出しで作ってやれば、剛性は相当上がるはずです。しかし当然各端子は全て絶縁しなければなりませんから、簡単にネジ止めすれば良いというものではありません。各線材は全てY型か丸形の圧着端子で固定してあるので、ネジと端子を浮かすための、絶縁体のスペーサーがあれば、固定出来ます。

後は下のアルミブロックと、圧着端子が接触しないように、アルミブロックの寸法を決めてやれば済みます。早速寸法取りをして、いつもアルミの加工をお願いしている、アルミプラスさんに図面をメールしました。見積もりが出たら振り込みをして、後は完成を待つだけです。

端子の固定用のネジをどうするか、これは結構悩ましいところです。先ず絶縁スペーサーとして使うワッシャは、テフロン製(PTFE)で厚さは、外形を12φとすると、maxで5mmまでありますが、3mmが妥当なところだろうと思います。

問題はネジで、樹脂製ネジで強度のあるものというと、RENYと言う材質があります。これは樹脂に中にガラス繊維が50%入っています。もっと強度の高い素材としてはセラミックがあります。しかしこれだと堅すぎて、素材の音がかなり乗ってしまうだろうという、心配があったので敬遠しました。

テフロンでは強度がありません。SP端子固定用にRENYのナットを使いましたが、結果は上々で強度に関しては全く問題ありません。アルミの加工が終了するのは、多分ですが11月20日頃かなと思います。

2251のネットワークの回路図が無いので分かりませんが、上の写真の右側の端子(ツイーター側)で、赤と緑の線が何処にも繋がっていません。これが何なのか、ご存じの方がおられたら教えて欲しいのです。

SPに関しては、端子台を交換して、製造元から連絡が来て、SP端子に無酸素銅を使用するように指定したのですが、無酸素銅とタフピッチ銅が入り交じったと言う事で、来年には作り替えたSP端子が来ると思います。それを交換したら、全て完了する予定です。

本当はセメント抵抗を、レントゲン用の無誘導抵抗に代えてみたらどうだろう、と言う興味はあるのですが、ちょっとやり過ぎと言う気がするので、これ以上SPを弄るのは止めようと思っています。この抵抗器は周波数特性がMhzオーダーなので、オーディオ用には全く影響しないはずなのです。

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2013年のインターナショナル・オーディオショウ

2013年も有楽町の東京フォーラムで、インターナショナルオーディオショウがありますね。埼玉に住んでいたときは、菅原さんや山口孝さんが公演される、催し物には時々参加していました。

今年は11月2日から3連休を使って行われます。11月3日は東京のPhilewebの方が集まって、ミーティングをされるようです。私も参加してみようかと思ったのですが、2013年は菅原さんも山口孝さんも、全く公演予定が無いことが分かり、これでは無理をして行っても仕方が無いなと思い、止めることにしました。

私が最後に行ったのは2011年の時で、この時はハーマンのブースで、山口孝さんと菅原さんが同じ日に公演をされました。菅原さんの時は伊藤八十八さんや、渡辺貞夫さんも同席されて、それはそれは、最高に盛り上がった公演でした。

ブースの中は立錐の余地も無く、入場者で一杯になりました。その時の様子は動画に録ったのですが、残念ながらユーチューブでの公開は出来ませんでした。もう菅原さんもお歳ですから、多分これからは公演されることは無いと思います。菅野沖彦さんももう前から公演されなくなっています。その分新しい方達が出てこられると思います。しかし思ったことをズバズバ言われる方達がいなくなって、何となく可も無く不可も無くなって、ほとんど行く意味が無くなってしまったように感じられます。

最も今の私の状況では、何か新しいものをいれなければいけない、というような事は全く無いので、行ってもほとんど意味が無いかなとも思います。私が過去に強く影響を受けた、ダイナの厚木さんや、山口孝さんの公演の時の話しを、またボチボチとアップしていきたいと思います。

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オフ会後の音の変化

オフ会後にいくつか対策をして、時間経過と共に変化してきました。電源ケーブルを木製インシュレーターで床から浮かせた結果、音のエッジが立って実に聞きにくくなりました。その後SP端子の据わりを良くするための、研磨加工と言えばかっこよいのですが、慣れない作業に電動工具を使ったので、見た目は最悪でしたし、結果は最初音が大人しくなりすぎで、全くキレが無くなってしまいました。

こりゃダメかなと思って暫く使っていたら、楽器の音がドンドンクリアになっていきます。特にモノラルカートリッジでかける、古い録音程効果が顕著に出てきて、それまでモノラル再生にはそれ程熱心ではありませんでしたが、今は演奏している時間の1/3位はモノラルLPが音源になっています。

もうここまで来たら、ステレオとかモノラルとか、区別すること自体ほとん意味をなさなくなっています。但しモノラルLPはモノカートで無いと、私のシステムではまともな再生音になりません。一関ベイシーはモノもステレオも全てV15typeⅢで再生していて、何の問題もありません。この辺が菅原さんと、私の技量の差だろうと思います。

しかしこれは簡単には埋まらない溝なので、無理をして埋めようとは思っていません。現状でオルトフォンのCG25DiMKⅡで全く何の問題も無く、と書きたいところですが、実際にはホワイトノイズの問題は、今年の2月以降そのまま引きずっています。

タダ5月以前の音と比較すれば、まるで楽器のクリアさが違います。オフ会前と比較しても、鳴らし込めば鳴らし込む程に、ドンドンクリアさが増して来ています。木のインシュレーターも、インシュレーターと木製ラックが直接接している部分に、フェルトを貼り付けたら、それもかなり効果的です。

今までは本当に、こんな事で音が大きく変化するなどと言うことは、全くと言っても良い程ありませんでした。ほとんどプラシーボ効果で、これだけやったから音が良くなっているはず、と言う思い込み的変化の方が大きかったように思います。ですから時間が経てば効果はほとんど無くなり、外しても何ら変わらないと言う、ある意味悲惨な結果でした。

今は対策すると、時間経過と共に、その対策がしっかり生きてくると言う状況です。こんな時難しいのが、ものには限度風呂には温度なのです。やり過ぎないための見極めが大事なのですが、この見切りは本当に難しい。剣術は見切りに失敗すれば切られますが、オーディオはうまくいけば元に戻せます。ですから大体はやり過ぎて、一旦元に戻す、2歩進んで1歩下がるを繰り返すことになります。でも戻れない場合は熟慮と、思いっきりの良さと諦めの良さも必要になります。

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オフ会後の再調整その3

SP端子を取り付けた部分の端面の修正ですから、再びSPユニットを外さなければなりません。再びウーファーのネジを外して、ウーファーの取り外しです。ウーファーは重いし、コーン紙が紙なので、細心の注意が必要です。

マグネットが内磁で、漏れ磁束が極めて少ないのが救いです。これで強力な磁束が外部に漏れていたら、周囲に一切の磁性体は置いておけないので、もの凄く神経を使わないといけません。

ウーファーを取り外した後、SP端子に接続している線を、3個のイモネジを緩めて取り外します。最初はSP内部の取り付け面の修正からです。これを修正するために、少し特殊な工具が必要になりました。

電気ドリルと工具

まず最初に何を使って修正するかです。軸付き砥石を使って電気ドリルでこすれば良いだろう、と言う事で穴径が16.5φなので、25φの砥石にしました。軸径は6φです。

軸付き砥石は高速回転させないとダメなので、普通の電気ドリルでは回転数が足りません。色々探していたのですが、マキタでチャック径6.5mm、回転数が4500rpmという電気ドリルがあることが分かり、これに決定。後はSP内部の奥行きが400mmもあるので、どうやって奥まで砥石を突っ込むかです。

最初はフレキシブルシャフトを考えたのですが、使いにくいのでエクステンションで、ドリル軸を伸ばせば良いだろうと云うことで、ホームセンターで工具を探しました。見つけたエクステンションシャフトと、ドリルチャックです。

砥石を付けた電気ドリル

電気ドリルに、エクステンションシャフト、ドリルチャック、軸付き砥石を取り付けた状態です。これでSPの内面の凸凹や、バリを削り落とします。外側は砥石を直にドリルに取り付け、削り落とします。

さてこれで、当面の対策は全て終了しました。さて結果やいかに・・・・ほぼ想像通りエッジが立った音は、見事に角が取れました。やはりバリや、面が凸凹できちんと面当たりしていなかった部分や、少し傾いていた端子が直角に面当たりするようになったことで、音が安定するようになったものと思われます。

電源ケーブルのインシュレーターは、当面角の面取りはしなくても大丈夫なようです。また気になるようになったら、その内に面取りをやるかも分かりません。

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