農業と趣味のオーディオ
趣味はオーディオで、主に1950年~70年代を中心にジャズ、クラシックを主に聞いています。 退職後は故郷に戻り、部落の農業法人に入り、農業をすることになりました。その悪戦苦闘記も一緒にアップします。

プロフィール

山田野案山子

Author:山田野案山子
農業とオーディオのブログへようこそ。
10代の時、AMラジオから聞こえてきた、フォーシーズンズや、ライチャス・ブラザースにあこがれ、その後はベンチャーズやビートルズ、サンタナとロックに填りました。

その後某オーディオ店の店長から、カウント・ベイシーのビッグバンドを大音量で聞かせていただき、すっかりジャズに填りました。

その後一関のジャズ喫茶「ベイシー」での、私にとって衝撃的音との出会いがあり、今までの私の経験不足の音をすっかりたたきのめされてしまいました。

その後は、自分の音を確立すべく経験と努力を重ねてきました。そして最後の大仕事を完成させる、自分専用のオーディオ部屋を建てました。

私の拘りは打楽器と低音楽器の再生です。特に打楽器のスピードと、エネルギーをどうやったら等身大に味わえるか・・・言うは易し行うは難し。

今まで関東にいたときは集合住宅で、外部との接点は仕事だけと言う環境でしたが、山口に帰ってからは、自分が住んでいる地域の環境と、自然を維持するために、地域の方たちと協力して、農業に励もうと思っています。



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フォノイコライザーアンプ

フォノイコライザーアンプE-2を導入してから、今まで音が悪くてろくに聞かなかったLPを、再発見するつもりで聞き直しています。

ブランフォード・マルサリス

最初はブランフォード・マルサリスの”Trio Jeepy”です。これはコロンビアのアメリカ盤です。RIAAで聞いてもそれ程違和感はありません。購入した動機は、山口孝さんの本に書かれていたアルバムだからです。サイドメンのベーシスト、ミルトン・ヒントンのベース演奏が素晴らしいです。

今まではそんなものかで聞いていましたが、コロンビア盤は1980年頃まで、コロンビアカーブでレコードを作っていたのではという話があって、試しにLow Limit50hz、Turnover390hz、Roll Off3.18khzで再生してみたところ、最初のマイクアナウンスからして、音の出方がまるで違うのですね。これで聞いたらRIAAでは聞く気にならなくなりました。

デイブ・ブルーベック

次がデイブ・ブルーベックのカーネギー・ホールでのライブ録音盤です。これもコロンビアのアメリカ盤です。RIAAで聞いていたときは、音の抜けが悪くて、厚いカーテン越しに聞いているような音でした。買って一度だけ針を落としてからは、二度と聴くことはありませんでした。

これも先ほどと同じカーブで再生してみたら、ちゃんとまともに聞けるではありませんか。これの日本盤があるのかどうか知りませんが、同じデイブ・ブルーベックの有名アルバム”Time Out”のオリジナル・アルバムを持っておられる方は、コロンビア・カーブで再生したら、まるで音楽の表現が変わると思います。

ヨーロッパ歌手

こんなアルバムを持っておられる方が、おられるのかどうかは分かりませんが、1960年代に日本でヒットした、ヨーロッパの歌手の方たちの、ベストヒット盤を集めたアルバムです。ラジオでは何度も聞いていましたが、レコードはどれも1枚も持っていません。偶々中古レコードで見つけて懐かしくて買ったものです。

早速家に持って帰って聞いたのですが、まあどうしようもない位聞けなくて、一度聞いただけでお蔵入りしてしまったアルバムです。レコード自体は非売品の見本盤で、傷もなくほとんど新品同様です。日本オリジナル盤ですから、元のテープを考えなければ、ファーストプレスで、音が悪かろう筈が無いのですけどね。

そこでダメ元で、イコライザーカーブを変えて、再生してみることにしました。そうしたら上と同じ50hz-390hz-3.18khzで再生したところ、結構まともに聞けるようになったではありませんか。レコード会社は日本のキングレコードですし、録音もヨーロッパですから、コロンビアカーブを使っているなんて事は、絶対無いはずなのですけど、まあ偶々なのでしょうか、良く分かりません。

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フォノイコライザーアンプ

アナログ再生には、フォノイコライザーアンプが必須です。これはレコードをカッティングするとき、フラットな特性でカットすると、色々不具合が出るからで、その為にイコライザーカーブが、完全に統一されるまでは、各社が様々なカーブでカッティングをしていました。

それでは余りに不便だと言う事で、アメリカが音頭を取って、RIAAと言うイコライザーカーブの統一規格を設定したのが、1954年でした。STEREO LPが発売されたのは1958年からですから、STEREO LPは本来ですと、全てRIAAの筈なのですが、実際に購入してみたら、RIAAで再生すると、おかしな聞こえ方しかしないLPが色々出てきました。

特に歴史的名盤と言われる、古い盤を買うと、それが顕著に出てきます。

モノラル用のイコライザーカーブ可変型のフォノイコは、探せばそこそこ買えそうな価格帯のフォノイコがあるのですが、ステレオ用はEMTかFMアコースティックの超ハイエンドしか製品が無くて、諦めざるを得ませんでした。

しかし捨てる神あれば拾う神ありで、SOULNOTEと言うブランドの製品で、E-2と言うフォノイコが昨年の11月に発売されて、それの貸し出しをお願いしたところ、3月24日頃に貸し出して頂けることになりました。

早速聞いてみると、RIAAでの音は、LINNのUPHORIKとは全く遜色なく、イコライザーカーブの合わなかったLPは、素晴らしい再生が出来たのです。早速UPHORIKを下取りに出して、送って頂いた現品を引き取ることにしました。

e-2

今までのLINN UPHORIKが重量7kgだったのに対して、SOULENOTE E-2は何と20kgもあって、その重さにまずびっくりです。

写真では、昔作ったUPHORIK用のインシュレーターで、浮かしてあります。標準では金属製の足が3本付属しています。私は3点支持は不安定なので嫌って、使いません。このインシュレーターは仮置きで、将来的には交換します。

E-2はかなり発熱するように設計がしてあり、底面を浮かして、風通しを良くしないと、熱で不具合が生じます。

ワルキューレ

早速今までろくに聞けなかった盤をかけてみました。クナッパーツブッシュの”ワルキューレ”です。E-2の取説に、英国DECCAのイコライザーカーブの設定値が書いてありますが、1954年以前のカーブで、全く参考になりません。

これは盤自体にFFRRが指定されています。RIAAで聞くと、少々頼りなく感じられて、音量を上げても余り聞く気になれなかった盤です。インターネットで調べると、どうもロウリミット125hz、ターンオーバー500hz、ロールオフ2.12khzが良さそうとわかり、早速これで再生してみました。

RIAAとはロウリミットが違うだけですが、これでこんなにも変わるのかと、驚くばかりで、実に気持ちよく聞けます。

何となくDSに後れを取り始めていたアナログですが、これでまた対等になりました。それにしてもアナログは実に面倒な趣味です。アナログプレーヤーのセッティングから始まり、イコライザーカーブ合わせ、モノラルとステレオの使い分け、レコード盤の洗浄、これに対してデジタルは、リッピングの手間だけですからね。

今までは圧倒的にアナログが良かったから許せたのですが、今はほとんどDSが遜色ないところまで追いついてきて、アナログの優位性が無くなって来つつあります。おまけにアナログは、針交換という実にやっかいな出費があります。

使っている内に気がついたのですが、このアンプ温度が上がってくると、ノイズが少し出るようになります。UPHORIKが全く無かったので、気になると云えば気になります。

理由は恐らく電源と中の配線の問題だと思います。UPHORIKは内部に配線がほとんど無いのに対して、E-2は配線だらけです。ほとんどは、信号切り替えのための、機械式リレー用の配線ですが、影響はあると思います。只アンプのSNは下手に良くしようとすると、音の鮮度が落ちるので、妥協点を何処に取るかは設計者次第です。

音楽の再生中は全く気にならないし、再生音は素晴らしいので、妥当なところだと思います。

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今日は思いっきり焦りました

私のメイン機材であるアナログプレーヤー、LP12 STEREO仕様の方ですが、今日久しぶりに聞いてみようと思い、プレーヤー上にあるモーター起動スイッチを押したところ、何かグニャッとした感触で、いくら押してもモーターが起動しません。

そんなバカなと、何せ先月まで何の問題も無く動いていたし、電源ランプは点灯したままです・・・・電源をOFFするスイッチが無いので、365日モーター電源はONしっぱなしです。

イヤーもの凄く焦りましたね。これ故障したらちょっと大変なんてものではありません。LP12本体毎LINN送りなんて事になったら、送るだけでも半端なことにはならないからです。

モーター起動スイッチの、押したときの感触が、何かグニャッとしていて、いつものカチッと音がして、小気味よくモーターが回るのと、全く違うので、何かおかしいと何度も押していたら、ついにカチッと音がして、モーターが回り始めました。

考えてみれば11月の最後のオフ会をやった後、LP12は廻していなかったなーと思い出し、LP12がついにへそを曲げたわけです。早速サラ・ブライトマンの”ファントム・オブ・ジ・オペラ”をかけたのですが、音が硬いこと。全くのキンコンカンの石をたたく様な音が出ています。

部屋はそれ程冷えてはいないのですが、湿度が50%しかなく、ダンパーゴムが硬化したのだろうと思います。

販売店の方から、スフォルツアートの方に連絡を取って頂き、DCの電線を交換することになりそうです。今日ダメな方のケーブルを送りました。

NAS用のリニア電源の箱の設計が終わり、3カ所に見積もり依頼をしましたが、結局いつもお世話になっている、小池製作所さんから見積もりが直ぐに出てきました。小池さんは個人向けのアルミ加工を専門にやっています。図面が正確でしたら、直ぐに返事を頂けます。

アルミブロックから、中を削って作ろうかと思いましたが、加工に時間がかかるので、加工賃だけでも1桁万では無理だろうと思い、6mm厚のアルミ板を加工することにしました。

アコリバの電源ほどではありませんが、普通のDC電源としてみれば、べらぼうな金額になりました。正月までには加工が完了して送って頂ける予定です。

普通のアルミ箱の板厚は1mm以下ですから、6mmがどれくらい異常か、まあどうせやるなら、市販品では出来ないことをが、アマチュア精神です。

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モノラル用LP12を少し弄りました

モノラル用に使っているアナログプレーヤー、LP12に使用しているカートリッジは、オーディオテクニカ製のAT33 monoです。これのシェルリード線が結構硬くて、無理にオーバーハングを合わせようとすると、線が届きませんでした。

それで規定値を大幅にオーバーして使っていました。針が丸針なので、何とかなっていたのですが、出来れば何とかしたとずっと思っていました。色々探していたら、オヤイデ電気から最近HSR-102と言う、柔らかいシェルリード線が発売されていました。

使ってみたいと思っていましたが、オフ会の前ではリスクが高すぎるので、終わった後の7日夜発注したところ、9日には到着しました。

at33mono

今まで使っていたシェルリード線、かなり硬くて線も短いので、リードチップの直ぐ側では、ほぼ直角に曲がっています。こういう状態ですと、必ず低域と高域の伸びが抑えられています。

hsr102

オヤイデ電気から発売されたHSR-102と言うシェルリード線です。細くて柔軟性があり、今まで使用していた線より少し長いです。

最初に取り付けた状態

最初に取り付けた状態。取りあえず音出しをしてみました。何となく代えなかった方が良かったかも・・・。

オーバーハングを短くしたとき

オーバーハングを短くした状態。これでも規定値に比べれば、かなり長いです。これでメニューインのバイオリンをかけたら、見事に音がザラザラで聞けたものではありませんでした。即却下です。

オーバーハング値を変えて色々試してみました。

最終状態

最終的に落ち着いた状態です。何となく最初と同じ様な気がします。これで何枚かかけたのですが、やはり暫くはダメでしたね。

ジョルジ・シフラ、リスト

そしてかけたのが、ジョルジ・シフラのリスト作曲超絶技巧練習曲です。それまでにほぼ2時間位かけていたでしょうか。これくらい時間が経たないと、本来の音になってくれませんが、段々今まで聴いたことが無い低音が出てき始めました。

やっぱり狙い通りだったようです。タダこのリードチップ、内径が細くてシェルにも、カートリッジにも非常に差し込みにくいです。針交換でリード線を外したら、再取り付けは難しいと思いますので、多分使い捨てになるかも分かりません。

今日から大豆の刈り取りが始まりました。果たして収量はどれくらいになるでしょうか。青立ち大豆(葉や茎が青くて、未だ枯れていない状態)がたくさんあって、これをそのまま刈ってしまうと、豆が汚れてランク落ちになるので、青立ち大豆は手刈りで、後で枯れた頃コンバインにかけます。

大豆はファーム上ゲの最大の収入源なので、徒やおろそかには出来ません。大豆はちょっと前まで国際価格に左右されて、非常に安かったのですが、今は国産大豆として認知されて、米と単価はそれ程違わなくなりました。

但し栽培の手間は、米とは比較になりません。なので大豆を止めて、飼料米に移行する法人がたくさん出ています。農業新聞を読むと、飼料用のトウモロコシの栽培を始める農家も出てきているようです。

トウモロコシには補助金が付きませんが、栽培が水稲より楽と言う事で、農業人口の減少と、高齢化で今後増えていくかも分かりません。

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LP洗浄機

以前からLPの洗浄は、全手動で水道水を使っていました。一時期数多くのLPを買っていたとき、手洗いが大変なので、洗浄機の導入も考えたのですが、帯に短したすきに流しで、何が何でも買おうという気になれませんでした。

一昨年九州ハイエンドショーで、KLAUDIOと言うメーカー(クーランスと言う液冷式のPCやPCケース、冷却装置を作っているメーカーが、オーディオ用に特化した会社)が、超音波式のLP洗浄機のカタログが置いてあったのを見ました。輸入商社はノアです。

当時の価格が約65万と言う事で、機能としては完璧なれど、高くて手が出せないと言う事で、欲しいものリストには入れましたが、手も足も出ないというものでした。効果の程も価格に見合うのかが、甚だ疑問だったからです。

それから1年半程も経って、先日RayさんがPhilewebに記事を書かれました。使用感を絶賛されていて、やっぱりそうかと、急にスイッチが入ってしまったのです。もうオーディオへの投資は止めたはずだったのですけど。

LPをかける上で、一番の障害は静電気です。静電気を最も有効に取る方法は、水をかけるしかありません。色々なアクセサリーを試したのですが、全て有効では無く、短時間で効果が消滅したり、全く効果が無かったりでした。

水が良いのは分かっていても、どうやってかけるかと、かけた後の乾燥をどうするかで、結局頓挫していました。ところがKLAUDIOの超音波洗浄機は、洗浄と乾燥を全自動でやってくれる上、7分と極めて短時間、しかも消耗品は水だけと、これ以上使い勝手の良い洗浄機は、ちょっと無いですね。

いつものダイナのA店長に見積もり依頼をしたら、特価を出して頂き即決で注文、8月1日ノアから発送されます。その前に使用する水についてどうするかです。

推奨は工業用精製水です。普通の水道水にはカルキ(消毒剤 次亜塩素酸ナトリウム)が入っています。またそれ以外のカルシウムだとか、マグネシウム等の金属イオンが入っています。

水を乾燥させたとき、それらが析出してきます。なので出来れば中空糸幕のフィルターに、イオン交換樹脂を通した水が、完璧だろうと思い、それを準備することにしました。

ノアのカタログを見たら、水は100枚ごとに交換となっていましたが、A店長からのサジェスチョンでは、出来れば50枚ごとに交換して欲しいという事です。1200枚洗うとしたら、24X2.5L=60Lの水が必要、。

取り敢えずは自分で納得のいくことをやってみようと、中空糸幕の水道水フィルターと、イオン交換器を買ってみました。

イオン交換器箱

Pure Makerと言う製品で、熊本県にある山栄(サンエイ)という会社で販売しています。この会社は精製水をそもそもは売っている会社です。装置は動力が無いので安いのですが、消耗品であるイオン交換樹脂が高いのです。

KLAUDIOでは水道水でも問題はありません、と言う事なので、最終的には私は水道水にするかも分かりません。

装置

精製水を作る装置と、交換用イオン交換樹脂です。大体これ1個で350Lの水が作れるそうです。約140回分ですが、大気中に長く置いておくと、酸化して劣化するようで、半年以内に使い切って下さいと言う事です。長期間使わない場合は、乾燥を防ぐために、濡らした状態が望ましいようです。

井戸水の試験

水質検査用の薬液も入っていました。リトマス試験液のようなものです。アルカリ系のイオンがあると、赤色に染まります。イオンを完全に抜いてしまうと、水が絶縁体になり、静電気除去が出来なくなります。

写真は井戸水で試験しましたが、見事に紫色になりました。多分カルシウムが多いものと思います。

LP洗浄機は、8月3日には我が家に到着すると思いますので、着いたら早速試して見ようと思っています。

井戸水は水の分子が細かく、しかも我が家の井戸水には、水の分子を電気的に細かくする器具を付けています。水の分子は小さい程洗浄効果が大きいので、井戸水の方が良かろうと考えました。

但し井戸水は砂が混じってくることがあるので、それで中空糸幕の濾過器が必要になったのです。またカルシウム分が多いので、それでイオン交換も考えました。

まあ色々やってみたら、結果が出てくると思います。

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スタイラスチップクリーナー

前回の記事で、回転数をチェックした結果を書いていませんでしたので、ここで発表します・・・何て大げさな話しではありません。

まずDCモーターの方は、全くディスクのストロボマークは動きません。非常に精度良く、トルクコントロールされています。これが動くようでしたら、価格に見合わないと言う事になります。

ACモーターの方は、電源がLINN純正ではありません。DCモーターを導入するとき、LP12を2台にする予定が全く無かったので、使っていたLINGOと言う電源を、下取りに出してしまいました。しかもACモーターは、古くなると起動トルクが落ちてくるという、特性があります。

なのでACモーターを使っている方の、モノラル用のLP12は、少々怪しい特性になっていても、不思議ではありません。結果は、アウタープラッターを除いた状態では、全くストロボは動かないのですが、アウタープラッターを載せた途端に、少し回転が遅くなるということが判明しました。

どれ位遅くなっているのかは、数字では出ないので分かりません。しかし聴感上で明らかにピッチが下がって、音程が低くなるということは感じられませんので、敢えて弄らないでそのままにしてあります。モーターを新品にすれば、問題は解決出来ると思います・・・実際には持っているのですが、もう少しダメになってからにしようと思っています。

本日AMAZON経由で注文してあった、ONZOW(オンゾウ)製の、ZERODUST(ゼロダスト)という、スタイラスチップクリーナーが着いたので、早速試して見ました。

最初は何かの液に浸けて、ゴミを溶かし出すのかと思っていましたが、全然違っていました。粘着機能のあるもの凄く柔らかい樹脂の上に、スタイラスチップを乗せることで、粘着してゴミをくっつけて取る、という極めつきのアンチョコクリーナーです。従ってスタイラスチップへの影響は、完璧にありません。

zerodust

製品はこの様な状態で保存します。

カバーを取った状態

カバーを取って、ターンテーブル上に乗せたところです。

使用中

針を乗せると、真ん中の樹脂が凹みます。この凹み方が実に完璧で、針の形状に合った凹み方をするのです。チップを包み込むように凹むので、針全周のゴミが見事にくっついて取れるのですね。

最初はこんな事で本当に針にこびりついたゴミが取れるのかと思って、早速試しにレコードをかけてみましたら、音が出た瞬間に・・・・エッ!!??。徐々に劣化するものは気が付かないを、地でいっていました。

音がクリアになって、実に細かい音が出るようになりました。大きさは500円硬貨程ありますから、これを使い切ろうと思ったら、かなり大変かなと思います。本体が消耗品なので、汚れまくってゴミが付着しなくなったら寿命です。

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LP12の回転数チェック

LP12の回転数をチェックしてみました。LP12の電源は、サーボ機能のある直流ブラシ付モーターと、電源周波数に同期した24極シンクロナスモーターの2種類があります。

DCモーターの方は、アウタープラッターの内側に1カ所だけ、回転数チェック用の黒いマーカーを貼付、3分間に100回転(33 1/3rpm)の回転数をチェックしています。45rpmも同様です。

dcmotor pully

DCモーターの方は、モータープーリーが真ん中が膨らんだ太鼓型の構造になっています。ベルトのセンターと、プーリーのセンターが同じ位置になるようにセットします。回転数を変更することは出来ません。ACモーターの方は、モータープーリの上半分が円筒形、下半分が円錐形をしています。

acmotor pully

モーターベルトの半分を上側のストレート部分にかけて、下半分をテーパー形状の方にかければ、回転数を特にチェックしなくても、指示通りの回転数に収まるはずなので、今まではチェックをしたこともありませんでした。

聴感上も特に異常は無かったので、それでスルーしていましたが、やはりさすがに本当にそれで良いのか、確認してみたくて測定器を購入しました。

一般的には電源周波数を利用した、ネオンランプか、インバーターを使わない蛍光灯で、市販の回転数チェック用のストロボディスクを買えば良いのですが、一応電源周波数はJISでプラスマイナス1%の変動が許されています。

それがあるのでもっと正確な測定が出来る、イギリスのKey Strobe社製、ストロボを購入しました。

marker

こちらがターンテーブルの上に乗せるものです。樹脂製の板に多分金メッキのディスクです。裏表あって片面が50hz用、もう片面が60hz用です。LP12は基本が50hzなので、50hz側を使います。

strobo

こちらがストロボ発光器です、単5乾電池1個が電源で、発光はクオーツロックです。精度は20ppmなので、電源を使ったものより格段に高精度になっています。発光器は50hzと60hzを切り替えて、使用出来るようになっています。

動画を撮ったのですが、どうもいくらやってもうまくアップ出来ないので、無しにします。

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モノラルレコードの再生

以前から購入してあった、Venetor製のモノラルレコード再生用のフォノイコですが、オーディオテクニカ製のカートリッジを使おうとすると、出力電圧が不足していました。その為にずっとEAR製のフォノイコを使っていたのですが、やはりどうしてもイコライズカーブの変更が必要になり、使うことにしました。

その為に適当なトランスを探していたのですが、丁度良さそうなのが無くて、最後に行き着いたのが、福岡市にある音のエジソンという会社の製品でした。

この昇圧用のトランスは、入力側の巻き線数と、出力側の巻き線数、出力インピーダンスが、切り替えスイッチで選べるようになっています。一度決めたら弄ることは無いであろうと思い、最適なトランスを探していたのですが、結果的には使えそうなものはこれしかありませんでした。

MCトランス

切り替えスイッチが全部で3個付いています。左が入力巻き線の切り替え、真ん中が出力巻き線の切り替え、右側が出力インピーダンスの切り替えです。

出力インピーダンスは、(出力巻き線数/入力巻き線数)^2*カートリッジの出力インピーダンスよりも大きい数字です。

実際には音を聞きながら、切り替えれば良いです。

フォノイコセット

これでやっとVenetorのフォノイコを生かすことが出来ます。但しオルトフォンのCG25DIは今まで通り、オルトフォンのモノ専用のトランスで無いと、使えません。出力電圧が高すぎるためです。

これでイコライズカーブの変更と、昇圧比、出力インピーダンスの変更で、最適なマッチングポイントが取れるようになり、今まで聞きづらくて余り聞いていなかったLPを、やっと普通に聞けるようになりました。

ところでVenetorのフォノイコは、ずっと今まで購入してから使っていなかったため、内蔵のバッテリーが劣化してしまいました。中を開けて調べたら、どうも韓国製と思われる、WP0.7-12Sと言う、シールド鉛電池が2個入っていました。

日本製ですとGSユアサ電池が出している、NP0.8-12と取り付け互換性があります。価格は圧倒的にGSユアサの方が高いです。ダメな電池は適当に捨てるわけにはいかないので、古い電池を引き取ってもらえる業者から購入しなければなりません。いまそれを探しているところです。

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VENETERのフォノイコ登場

旅行から帰って、オーディオテクニカのモノラルカートリッジを、暫く使っていました。久し振りにオルトフォンを登場させようと思い、カートリッジを載せ替えました。当然使うフォノイコも代わるので、いよいよVETERのフォノイコの登場です。

埼玉時代購入したのは良いのですが、音が悪くて全然聞けなかったLPがあります。

st germain

Art Blakey & Jazz Messengers ”au club St. Germain”です。邦題はサンジェルマンのジャズメッセンジャーズ。山口に帰ってから、モノラルカートリッジにして、結構聞けるようにはなりましたが、やはりもう少しは何とかしたいというレベルでした。

そして今回

lp12

オルトフォンのカートリッジで、試して見ることにしました。

日本盤なので、当然RIAAの筈なので、最初はRIAAでセット。早速音を出してみましたが、やはり何か不自然で、安心して聞いていられないという感じです。

そこで

veneter

RCAがオリジナルなので、RCAに切り替えて聞いてみました。

まあ見事にドツボに嵌まった感じで、ドンピシャです。このフォノイコ、モノラル用なので、入力が1端子しかありません。もう1台あったら、ステレオ用に使えます。しかし残念ながら、このアンプで最後なので、ステレオは諦めることにします。

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LP12の再調整

どうもここ最近特にオリジナルレコードの特に、米国盤をかけていて、音が耳に突き刺さる感じが出ていて、おかしいなと思いながらも、こんなものかなと思っていました。

しかし2月ディスクユニオンで購入したLPを、洗浄して聞いていても、やっぱり何処か喉に引っかかった魚の骨、が感じられてついに、重い腰を上げることにしました。

0.1mm/100mm感度の水準器を使って、本体の水平度を確認したところ、大きなアンバランスは認められませんでした。しかしアウタープラッター上に乗せて確認したところ、やはり傾いていました。

長年とはいっても、たかだか1年ですが、やはりスプリングが少し縮んだものと思われます。LP12は3個のテーパースプリングで、サブシャーシを宙づりにしてあります。テーパースプリングは、メリットもありますが、耐久性という意味で、デメリットも持っています。

なので使っている内に、少しずつ縮み代が変わってきたと思います。それがあるので、定期的か聴感上でおかしなところが出てきたら、調整することが必要になります。

LP12は弄るなが、半分神話みたいになっていますが、放って置いたらドンドン調子が崩れてきてしまいます。ですから弄るなでは無く、積極的に自分が音を作ると言うことで、関与していった方が良いです。

バネは水平バランスを調整しても、きちんとバネの向きで振動のバランスが取ってあれば、再度弄る必要はありません。バネの向きを変えないといけない状態になれば、それはバネの向きが正しく調整されていないからです。

前にも書きましたが、LP12はUKから送ってくるときは、全てバラバラの部品で送ってきます。それをLINNの販売店で組み立てるのですが、ほとんどの販売店は、組んだ後専用の箱に入れて、運送便で送ります。その時また分解するのです。それをユーザーが組み立てるのですが、そんなことをしたらいくら技術を売りにしていても、全然意味がありません。

本来は販売店が全て責任を持って、ユーザー方でセットして、初めて本来の性能を発揮します。しかしこれも最初の内で、暫く使っていたら、また調整しないと本来の性能は維持出来ないのです。これはアナログが持つ宿命で、どんなプレーヤーを使っても定期的に調整が必要なのは同じです。

この面倒くささが、LPがCDに取って代わられた、最大の理由です。アナログは確かに音は良いのですが、それを維持するのは、不断の努力が必要なのです。手軽に良い音を聞くのでしたら、ネットワークオーディオが最適です。今は色々なメーカーが様々な方式のDACを発売しています。

話を戻まして、調整後は再び元の音に戻りました。

調整後のLP12

見た目は変わりませんが、一応記念にパチリ。

YMO live

かけているレコードは、全然調整には使えませんが、YMOのライブ盤です。1980年の録音でしょうか。立川のディスクユニオンで見つけたものです。ライディーンが入っているので買いました。

音は昔のJPOPSそのもので、少し籠もった音ですし、ダイナミックレンジもそれ程広くはありません。手放した人はこれが嫌だったのでしょう。この当時は歌謡曲の方が、ずっとHIFIな録音です。

日本でのライブ録音ですが、のっけのYMOの紹介が、全て英語です。英語はモノホンの発音です。これが当時の最先端だったのかな。

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